省エネ住宅をプランする順番 1
こんにちは。
今日もご覧いただきありがとうございます。
株式会社MXエンジニアリングの湊です。
さて、今日も工務店の役に立って、元気になる記事を書いていきます。
《《《2022年2月25日の日本一わかりやすいエコ住宅の作り方ブログ第220号》》》
省エネ住宅を建てたい!
これから、工務店さんが省エネ住宅を建てるという計画する場合に、いきなりUA値をいい値の住宅を建てる!ってやってしまうと失敗する可能性があります。
先日も、冷暖房負荷を下げるためのどうすれば良いか?というご質問が当社にありました。
省エネと単純にいっても何をどうするか?というのが難しいですよね。
今回は、省エネ住宅を建てるための、考え方の順番を書いてみます。
まずは、省エネって何だと思いますが?
ここでの省エネというのは、新築をプランニングする場合の光熱費ということで考えてみたいと思います。
つまり、ゴールは生活の中で光熱費を下げるということを目標にしてみます。
光熱費の内訳
一応、ほとんどの住宅ではこんな項目を光熱費として使っています。
- 暖房費
- 冷房費
- 給湯費
- 換気費
- 照明・家電費
- 調理費
この中で、一番と2番はだいたい決まっています。
建物によっても違いますが、1番は暖房費、2番は給湯費です。
割合的には、暖房費が20~35%、給湯費も20~35%です。冷房費は、10%もないケースが多いです。
ということで、対処すべきは給湯器と暖房機器です。
まず、給湯器ですが一番省エネなのは、エコキュートの高効率タイプです。更に、太陽光パネルを付けている方には、ソーラーチャージといって太陽光パネルでの発電量でお湯を沸かすモードがあるものであるので、それだと更に省エネです。
次に効率が良い給湯器が、ハイブリット型と呼ばれるものです。ガスと電気のハイブリットですね。リンナイのエコワンと、ノーリツと2社が販売しています。
ですが、これだとガスの契約も必要になってくるので、基本料が2倍になってしまいます。オール電化だとガスの契約がないので、基本料金2000円前後お得になります。
その次に、使う暖房器具ですが、エネルギーを節約できるのはエアコンになります。エアコンはCOPといって投入エネルギー6~7倍働く装置が出ていますので、それがいいでしょう。
ここで断熱が登場するのですが、エアコンだけで冷暖房が可能ですが、余りに断熱が弱いと冬寒い住宅になってしまいます。
良くこたつを使っている住宅がありますが、エアコンだけだと寒いので、こたつにはいるわけです。
その他のガスファンヒータ、石油ファンヒーターなどは暖かいのは暖かいですが、光熱費という面では失格ですね。
薪ストーブに関しては、薪が安く手に入る方に限ってはお得ですが、わざわざ遠くから運んで来る必要がある人はお勧めできません。
このように、大きな物から節約して行くのが良いでしょう。
明日は、その他の節約ポイントをお伝えいたします。
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