地震は突然やってくるから
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株式会社MXエンジニアリングの湊です。
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《《《2022年6月26日本一わかりやすいエコ住宅の作り方ブログ第338》》
熊本で震度5、能登半島で震度6弱
2022年は地震の当たり年です。
こんなものは当たり年なんてない方が良いのですが、震度5ぐらいはいつ来ても、どこに来てもあまり驚かなくなりました。
6月26日には熊本県で、久しぶりの震度5という比較的大きな地震が起きました。
また、6月19日は、石川県珠洲市を震源とした地震は,震度6弱を示しました。
両方とも幸いなことに、死者は出ていませんが、珠洲市の地震に関しては、建物にはかなりの被害が出ています。
震度7までいくと、多くの人の記憶に新しいと思うのですが、震度5クラスは頻繁に起きていますので、実際に体感した人ではないと,ニュースにはなりません。
でも、地震というのは充分に起きるものだと思っていいただければと思うのです。
震度5では耐震は充分
現在の建物は、震度5程度では問題が起きません。新耐震基準は、震度6や7を想定していますので、村土5が起きても問題がほとんどありません。もちろん、家具などは散乱するかもしれません、家具の中にあった食器や衣類などは、ぶちまけられるかもしれませんが、それもほとんど起きないでしょう。
ですが、震度が6を超えると、旧耐震の住宅は確実にダメージを負います。
そのダメージは、同じ震度6でも、縦揺れ、横揺れのどちらの成分が大きかったかなど諸条件にもよりますが、絶対に大丈夫な建物はありません。
同じ新耐震基準でも
同じ新耐震基準でも、2000年より前と、後では建物の質に大きな差があります。
下記の表は当社で制作したものですが、2000年より前はホールダウン金物が義務化されていないので、土台と柱の連結に規定がありません。
そのため、震度7が2回北益城町の地震では、新耐震基準でも2000年より前のアパートなどが座屈して倒壊した例などもありました。
新耐震基準でも、時期によって構造の恒星が異なりますので、その点注意をして建物のチェックなど気を配っていただければと思います。
この手の情報はどんどん出していきますので,お楽しみに。
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