燃料費の高騰が行き過ぎて 1
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株式会社MXエンジニアリングの湊です。
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《《《2022年8月26日 日本一わかりやすいエコ住宅の作り方ブログ第394号》》》
日本の燃料調整費
日本の電気代には、再エネ賦課金とは、別に燃料調整費という項目があるのはご存知でしょうか?
先日電気代がどこまで上がるのか?で書かせていただきましたが、その時は詳しく触れませんでした。
理由は、結構面倒な説明になるから、金額全体の上昇をお伝えした方がご理解いただけるかなと思っていました。
ただし、この燃料調整費は、ダイレクトに燃料の価格の変動に影響されています。
元々電力価格は、政府の許認可だったのですが、燃料の変動はすぐに発電コストに影響を与えるために、政府から許可を得て、燃料の変動分をこのように即時転嫁できる仕組みになっています。
その価格はこんな背景があって、できているので実際の発電会社の購入している燃料の変動の影響をもろに受けます。
このグラフが各電力会社の低圧=家庭用・事務所用などの燃料調整費の変動です。
2020年頃は、どこでも燃料調整費がマイナスでした。
所定の燃料単価よりも安く買えるとマイナスにしないといけないわけですね。
ところが、2022年の3月以降全ての電力会社が、プラスの水準になっています。
そして、上がり方が激しいのは、沖縄電力です。
沖縄電力は、電力会社では珍しく完全に赤字になりました。
これは沖縄電力が火力発電所以外の選択肢がほとんど無いからで、本州のように水力、地熱などの余地や、原子力があればもう少し発電コストを下げることができるのですが、沖縄だとそうもいきません。
ということで、日本の燃料費の高騰も、今後しばらく続くと思います。
Kwh40円は目の前ですから、建物でのエコと、太陽光パネルによる防衛はお客様への提案で必要だと思っています。
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