建材はどこまで上がるのか? 1
こんにちは。
今日もご覧いただきありがとうございます。
株式会社MXエンジニアングの湊です。
さて、今日も工務店の役に立って、元気になる記事を書いていきます。
《《《2022年9月5日 日本一わかりやすいエコ住宅の作り方ブログ第404号》》》
建材の価格
当社もさらされていますが、建材価格の高騰が止まっていません。
これらは、ウッドショックから始まりました。
2019年から始まったコロナ禍でかなりの生産工場が止まりました。
そのため、数多くのサプライチェーンが止まってしまいました。
サプライチェーンというのは、最近トヨタの生産方式が世界に浸透したために、多くの工場で在庫がかなり抑えられています。
そのため、納期管理がかなり重要で、3日も材料の供給が止まると完全に操業が止まってします工場が多数有ります。
東日本大震災の影響から、在庫を積み増していた工場も多いですが、その分コストアップするので、工場経営者として在庫をなるべく減らしたいと考えるのは当然です。
そんなわけで、多くの産業で供給能力が落ちていたわけです。
それに対して、2021年から、アメリカで住宅需要が爆発しました。
私は、F1を見ているので解るのですが、欧米では2021年のイベントはほとんど普通に行われています。
つまり、アメリカやヨーロッパではコロナは終わったのです。
その結果をして、急激に需要が高まっています。
ものが2021年から売れ出したのですが、工場が動かないので、値段があってしまいました。
結果として、金利が上がりました。
過熱経済への消化剤
これは、景気が急上昇すると、物価が上がります。
そうすると,更に供給をしようと投資が行われるようになります。そうすると更に、物価が上がります。
この経済の好循環を止めるために、金利を使います。金利が上がると,投資が減ります。
そのため、ものが売れなくなります。
実際に,2021年頃から金利がかなり上がったので、2022年になってアメリカの住宅需要に急ブレーキがかかっています。
その結果として、ウッドショックは終わりを迎えています。
もちろんまた上がる可能性もありますが。米国の住宅需要が低迷している間は,その可能性が薄いと思っています。
では、実際にコストはどのぐらい上がっていくのでしょうか?
その辺りは、明日詳しく書いていきますね。 また、メルマガも頑張って毎日書いています。