高性能住宅を安く 3
こんにちは。
今日もご覧いただきありがとうございます。
株式会社MXエンジニアングの湊です。
さて、今日も工務店さんの役に立って、元気になる記事を書いていきます。
《《《2022年10月3日 日本一わかりやすいエコ住宅の作り方ブログ第432号》》》
設計での工夫
設計での工夫は比較的単純なものから、複雑なものもまであります。
少しずつ考えて行きましょう。
1.窓を小さく、少なく
当たり前ですが、外皮を構成する建材で一番高いのが窓です。
その窓をへできるだけ減らす。作っても小さくする事で、コストも下げられますし、温熱環境も上げられます。
もちろん建築基準法上の居室の最低基準は守って欲しいのですけれども。
2.出隅、入り隅を減らす
デザインをよくしようと建物の外壁を出したり引っ込めたりすると、その分だけ割高になります。
そのため、デザインはシンプルに凸凹がないように検討すると、断熱や外壁の価格が安くなります・
3.なるべく総二階にする
2番と同じですが下屋を作ると屋根面積や外壁面積が増えてしまします。
基本的には一番安いのは、総二階です。ただし、この場合はデザイン的に面白くない家ができてしまいます。
高級住宅を目指す方はもちろんこの限りではありませんね。
4.プランの形を正方形に近くする
パッシブ的に、東西に少し長い方が日射取得を稼げるので暖房コストが安くなりますが、建築費という観点でみると正方形が最安です。
この辺りは凄く大きな差は無いのですが、東西と南北があまり大きな差にならない様にした方がコスト的に安いです。
ましてやコの字形、L形など変形は高くなる上に、日射もコントロールしにくいのでお勧めではないですね。
もちろん高級住宅はその限りではありませんが。
5.平屋はなるべく避ける
大人気の平屋ですが、建築コストでいえばとても割高です。
屋根の面積がどうしても増えてしまいますし、土地の活用という観点からもNGですね。
6.建物を少しでも小さくする
最後に、これもとても大切な最近の動向です。無駄な通路をなるべく作らない、子供部屋は最小面積で納める。
ファミリークロークなどを活用して、各居室に収納を減らすなどの工夫をすることで、面積をできるだけ小さくしましょう。
面積の最小化は、建材コストも土地の効率もとても良くなります。そのような、住宅が最近は増えています。
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