近隣の工務店の調査ポイント 1
こんにちは。
今日もご覧いただきありがとうございます。
株式会社MXエンジニアリングの湊です。
さて、今日も工務店の役に立って、元気になる記事を書いていきます。
《《《2022年6月5日の日本一わかりやすいエコ住宅の作り方ブログ第317号》》》
自社の仕様を比べる
近隣の工務店と仕様を比べて、調整しないと今後ちょっと不味いと思います。
ということで、下記のポイントを調べて、自社の仕様を見直すなどしてみてください。
- 断熱性能UA値
- 隙間相当地C値
- 耐震等級
- 冷暖房システム
- 換気システム
- パッシブ設計の有無
それぞれについてポイントをお伝えして起きます。ただし、6地域を中心にお伝えしますので、その他の地域の方は読み替えてもらったら良いと思います。
断熱性能UA値
これは、自社の標準仕様をどこにおくかという問題です。
ローコスト系はUA値0.87(断熱等級4)が多いと思います。
それをZEHにしても仕方が無いので、HEAT20 G2(断熱等級6) 程度を標準にした方が良いでしょう。
先日、とある工務店さんが、坪単価55万円前後だったものを、坪単価70万円に上げるときに、UA値と冷暖房システムを見直したとのことでした。
単価が高騰していて、坪単価60万円を切るような家づくりはかなりレアになりつつありますので、その点を考えて決めてください。
近隣が高断熱よりの場合は、W断熱を標準にして、坪単価を75万円程度にしてしまうのも有効です。当然ですがお客様は減りますが、競合も減りますので営業は楽になります。
隙間相当地C値
自社の標準的なC値を公開してる会社が増えてきました。
C値は1邸1邸測定する必要がありますので、測定しているということが1つ差別化になります。
また、値が0.5を下回っているか?が1つのポイントです。
ウレタンを施工すると簡単にC値は0.5を切ってきますが、繊維系断熱材の場合は、バリアシートできちんと気密を取らないと数値が出ません。
気密は、壁の内側でとるか?外側で取るのか?によって施工手順が変わりますので、ご興味がある方はお問合せください。
耐震等級
これは、日本中の流れで、耐震等級が3以外はちょっとあり得ないという感じになってきています。
理由は、熊本地震の報告書からと、飯田産業グループが、耐震等級3を標準にしているからです。
建売住宅で、耐震等級3を訴えられると、注文住宅でクリアしていないと、しようが著しく劣る様に思われます。
ただし、ここでポイントは品確法の耐震等級3で行くのか?許容力度計算をした上で、耐震の評点を1.5以上取るか?どうかです。
可能であれば、許容力度計算で耐震等級3を取ってください。
初めは費用もかかりますが、自社で出来るようになれば安く出来るようになります。
明日は残りの3項目の解説を行います。
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