ZEHでは足らない3つの理由
おはようございます。
MX代表のみなとです。
今日も、毎日のブログを書いていきます
工務店の皆さんの力になったら良いなと思って書いています。
《《《2023年12月13日 エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第407号》》》
すっかり年の瀬ですね。毎日寒い日が続きますが、山には雪が少ないようですね。
12月初旬は順調に雪が降っていたのですが、このところ暖かさですっかり溶けてしまいました。
そのため、スキー場の開場が遅れているみたいですね。
毎年恒例のスキーですが、今年はどうなるんですかね。
ZEHでは足らない
先日お伝えしたように、環境共創イニシアチブの発表の様に、工務店が建てる注文住宅のうち、おおよそ6割以上はZEH以下であるいうことが解ります。
念のためもう一度グラフ載せておきますね。
さて、もうとっくにZEHを越えて、断熱等級6とかで建てている方はトップ2割を超えたエリートです。
実態は、3割がZEHといえどもUA値が0.6にほぼ横並びですから、全然外皮性能はたいしたことが無いわけです。
今回それでは、足らないと主張する理由は、次の3つです。
ZEHで足らない3つの理由
1つめは、2030年に義務化される予定だから
2025年から断熱等級4が義務化されます。そのため、断熱等級4で家を建てる意味はほぼありません。
義務化=最低水準です。お客様の多くはまだそのことを知りませんが、我々プロは知っていないといけません。ということで、最低水準で住宅を建てるのが注文住宅ではまずいと思っています。
2つめ ZEHでは、室温が保てないから
ZEHというのは、HEAT20のG1以下の性能になります。HEAT20 というのはご存じの通り、住宅の性能を国産基準まで引き上げて、住環境をよくするのが目的。彼らの最低水準以下の住宅はまずいのでは無いか?と考えます。最低でも、G1というのは当社の意見でもあります。
その3 空調計画が難しくなるから
当社は全館空調の提案を行っていますが。この全館空調をするときに目安になるのは、断熱等級6、HEAT”20のG2になります。
これ以下だと、連続暖房、連続冷房をするとエネルギーロスが大きく、メリットがほとんどないので、居室ごとの冷暖房になってしまいます。
総合的に、ZEHではもう一つ心許ないというのが、当社の考える外皮性能ということになります。
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