窓が寒くて、目が覚めた訳
新年あけましておめでとうございます。
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《《《2024年1月8日 エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第433号》》》
先日、ホテルで寝ていたら、寒いな~と感じて目が覚めたことがあります。
そんなに安宿という感じではなかったのですが、少し古いホテルでした。
パッと窓を見るとシングルのアルミフレームなんですね。
その日は、たまたまツインのシングルユースだったので、もう一つの窓から遠いベッドに潜り込んで寝ました。
北海道でも本当に古いホテルの場合は、アルミのシングルなんて場合もたまにあるので、これは致し方有りません。
これはブログのネタになる。もう一つ上手くいくと映像も撮れるなと思ったのですが、眠い。。。
ということで、翌朝になって目が覚めてから翌朝サーモグラフィーで撮ってみました。撮影したのは朝の7時過ぎぐらいだったと思います。
窓の温度
まずは、窓単体での温度ですが、窓の表面温度は5度ぐらいですね。
窓枠は、0度前後でした。外気温がこの日は、零下1度ぐらいでしたし、この窓は南東向きでしたので、午前中は10時以降で無いと日が差しません。
ちなみに、ベッドのレイアウト的には、窓の直ぐ横にベットなっています。
なので、寒かったんですね。もちろん、この状態で寝ているわけではありませんけれども。
寝室のレイアウトでは、窓の直ぐ横にベッドをおいたらいけないですね。
その後気になって他のホテルも見てみましたが、窓の直ぐ横にベッドが置かれているレイアウトは珍しい感じがしますね。
障子を閉めてみた
そして、その窓に付いていた障子を閉めた時の表面温度がこちらです。
センターの温度は、10度以上と5度~10度上がっていますが、注目すべきはフレームの0度近い部分はなくなっているので、フレームからすれば6度以上の上昇です。
やっぱり障子を閉めるというのは効果がハッキリとあるものなんですね。
窓のサイズをカバーする障子は有効ですね。ただし、建具は高いですからね。それが難点かな?
ふすまも閉めてみた
さらに、このホテルにはふすまがありました。
このホテルの構造上、ふすまか、障子のどちらかになっているので、ふすまの場合は、しっかり窓から熱を奪われていますので、表面温度が5度、6度とガラス面の表面とたいした差がありませんでした。障子の右側がふすまになっています。
これが、何だか寒いなと感じた原因なんでしょうかね。ふすまの下半分が6度以下です。この直ぐ下に、当初のベッドがありました。
障子も障子に暖気が当たらないとなかなか暖かくなりません。本当に和紙1枚ですから、どのぐらい効果があるのか少し疑問です。
皆さんは最低でも、ペアサッシですし、窓横直ぐにベッドが置かれることはないと思います。
少なくとも1メートルは離してベッドを置いて貰えると良いかなと思います。
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