風通しを良くする自然換気と空調の組み合わせ

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《《《2024年9月13日 エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第671号》》

連日暑いですね。いつまで経っても最高気温が30度を割りません。

本当にイヤになります。

風通しを主張するのは年寄りばかり?

WEBサイトをみて、風通しを重要視する工務店をたまに見かけますが、必要でしょうか?

9月の中旬でも33度が最高気温とかです。

昔は、夕立が来ると過ごしやすくなった者ですが、最近はゲリラ豪雨のあと全く温度が下がりません。

むしろ湿度が上がって体感温度が上がりますね。

これは、多分9月いっぱい続きます。

ですが、太陽高度はどんどん下がってきて、来週は秋分の日です。

秋分の日を過ぎると、冬至に向かって更に太陽高度が下がっていきますよね。

それなのに、いつまでも暑いので、夜の外気を屋内に入れることができるのは、早くても秋分以降、今年は多分10月になってからでしょう。

ちなみに、11月になると最低気温が今度は15度を切ってきますので、寒くて窓を開けて眠れません。

現在の気候を考えると、風通しを考えるのは、10月1ヶ月だけ?ですかね。

春も短くなっている

春も、5月の連休明けから、30度を連発するようになっています。

そのため、日中窓を開けておくと暑いとなります。

窓を閉じておいた方が涼しいのです。

更に、3月、4月は花粉が飛びますからね。9月のブタクサはともかく、スギの花粉にアレルギーが多い方は人口の3割に上ります。

そんなときに窓を開けると飛んでもない事になります。

精々、春も5月だけでしょう。

年間2ヶ月のために風通しを考える?

つまり、年間で窓を1日のうちの半分でも開けておけるのは、2ヶ月ということになります。

つまり、窓を閉めておくのがデフォルトなので、そこから逆算して空調計画を練るのが良いと思います。

窓の影響はとりあえず捨てても構いません。

窓を開けても良いのはリビングだけで良いかなと思うのです。

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Posted by 湊 洋一