温度保証住宅はできるか? 1
おはようございます。
MX代表のみなとです。
今日も、毎日のブログを書いていきます。
工務店の皆さんの力になったら良いなと思って書いています。
《《《2023年4月6日 エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第162号》》
HEAT20というのは、ご存知だと思います。
現在、代表は坂本雄三先生(建築研究所元理事長)になっています。その他に、岩前篤先生(近畿大学副学長)、鈴木大隆先生(北総研元理事長)などが理事に名前を連ねていらっしゃいます。
この団体は、最終的に国土交通省が断熱等級6と断熱等級7に取り入れたほど、この業界に大きな影響を与えていました。
実は当夜も入会を検討したのですが、年会費が高額で止めた経緯があります。
そして、そのHEAT20 はこんな提言をしているのです。
冬の室温を断熱性能が
正確な表現だと、『概ね◎◎度は下回らない』という表現になっていますが、下記の表は温度だけを抜粋し
てあります。
この温度は、冬の室温を指します。無暖房での生活室温のようですが、詳しくは下記のHEAT20の臨機先を読んでいただければOKです。
これが建物の基礎能力になります。
ここにどれだけのエネルギーをぶち込むと、例えば室温を22度に保てるのか?ということをシミュレーションできます。
そのための条件はこんな感じです。HEAT20 G1~3で断熱性能(外皮性能)は、決まっているとします。
残りの要因は、3つしかありません。
日射取得量
暖房器具によるエネルギー効率
換気
これだけです。これに、温度ムラという視点が加わると、全館空調を使った空気の流れをどう制御するか?になっていきます。
温度ムラは、別なテーマとして考えて、建物内の温度を上げることだけ考えると、この3つですね。
冬に南側の大きな開口から太陽光を取り入れる(暖房費用の削減に効果的)
なるべく効率の良い暖房器具を効率のいい使い方をする
換気は熱交換型換気システムを使う
2番のエネルギー効率は、室温には直接関わってきませんが、最終的にこれを安く実現するためには必要な要素です。
明日、それぞれの詳細を見ていきます。
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