南西の窓要注意

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《《《2025年7月27日 エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第986号》》

今日は。小学生の末っ子をつれて、プールに行ってきました。

いや、多分もうほとんどチャンスが無いので、行かないといけませんね。

さて、今回は土曜日に見てきた住宅で気になったので、皆さんにご注意です。

南西の窓はシェードを考えて

この写真を見てください。

このような大きな窓が南西に面している場合は、真夏でも太陽光がかなりしっかり入ってきます。

特に、西に少し振れている場合は、ちょうど南西で、夏至の太陽高度が40~50度になります。

南中時の角度を言う人がいますが、真南の角度を考えていても、南西から西よりや、南東から東寄りの太陽までは考えていません。

南西のこの窓であれば、5月から9月末までバッチリ太陽が入っていきます。

ましてや、直ぐ横に吹き抜けがあるので、この窓が熱源になって、夏暑くなってしまいます。

そのため、この窓には、シェードがひっすだと思います。

例えば、1800x1800mmの窓で、3.3平米の面積があって、太陽角度が45℃だとすると、入射エネルギーは、こうなります。

1平米あたりの地球に届く太陽光エネルギー 1kw程度

そうすると、3.3平米で、角度が45℃だと、

3.3平米 x 1kw x cos45° = 1.73kw

ここに断熱Low-Eガラスが入っているとすると、0.54~0.59の係数がかかります。これが日射取得率ですね。

1.73kw x 0.54 = 0.936kw

つまり、1.8m x 1.8mの窓からは、900wもの熱が屋内に入ってきます。

この窓は高さは、1200mmぐらいですが、幅が2000mm以上有りますので、3.3平米よりはありそうでした。

これを止めない限り、部屋は涼しくならないということになるのです。

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Posted by 湊 洋一