ステレオタイプ注意
おはようございます。
MX代表のみなとです。
今日も、毎日のブログを書いていきます
工務店の皆さんの力になったら良いなと思って書いています。
《《《2023年7月7日 エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第252号》》
今日は七夕です。
でも、やっぱり東京は曇りで星は見えませんでした。残念です。
少し前に流行った、ママのためにというキャッチコピーですが、これがとっても評判が悪いのです。
今日はそんなお話。
ステレオタイプ
ステレオタイプという言葉があります。意味はご存じでしょうか?
ステレオタイプとは。多くの人に浸透している固定観念やイメージ、思い込み、概念、思考の型のことをいいます。
家づくりにおいて、ステレオタイプとは、『ママのための』ですね。
これ実は、仕事をする奥様から嫌われています。
ジェンダーギャップという言葉は、ご存じでしょうか。
男性と女性の性差をなくしていく事を訴求して行くことを指しますが、日本の場合は労働力不足を解消するために、女性の社会参加が求められています。
女性の就労率の推移を厚生労働省から探してきました。
これを見ると、年々向上していて25~44歳の女性の就労率は78.%を超えて男性の84%差が余りなくなっています。
つまり、専業主婦などという存在は2割しかいない事になります。
そのマーケットに、ママのために、使いやすいキッチンとか書いてしまうと、なんたるアナクロと思われるわけです。
その結果として、この工務店は、我々女性の事は全く解っていないとなります。
工務店側からすれば、よかれと思っているのにミスマッチが起きてしました。
ここでの今時正しい考え方は、夫婦で使いやすいキッチンです。家事室も全く需要が無くなっています。パントリーは欲しいのですが、余計な設備は全くといって良いほど人気がありません。
そもそも所得がギリギリで注文住宅も買えなくなっているのですから。
ですから、ご主人のための書斎というのもNGです。本を読むのは男性だけという思い込みは外してください。
ご主人がお医者様の場合は、奥様のドクターのケースも結構ありますからね。いずれにしても書斎が欲しいご主人というのはかなりの知的労働者で、高所得者になるのではないでしょうか。
まあ、リモートワークも全盛だった頃は、必要とされたかもしれませんが。コロナが収まった昨今は不要だと思います。
もちろん、お客様が要望されている場合は付けてあげて良いと思います。
いずれにしても、男性はこうあるべきとか、女性はこうすべきという昭和の固定概念でキャッチコピーを絶対に書かないでください。
特に女性から、この会社は全く解っていないと思われるだけですから
50歳過ぎの社長にありがちですから、気をつけてくださいね。。
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