太陽エネルギーの計算
おはようございます。
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《《《2023年8月5日 エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第279号》》
さて、今日はプールなんぞに行ってきました。
場所は、東京のサマーランドというところで、真冬でも営業しているので、1/3ぐらいの面積は温水プールでした。
温水プールということは、暖房器具もとても大きいのですが、温室になっていてとても暑かったです。
今日は先日の例を使って、太陽光のエネルギーを計算してみます。
エネルギーの関係
先日も測定しましたが日陰と日向の温度差は、36.5℃と56.4℃ですから、おおよそ20℃の差があります。
この事実だけを元に、高校物理の知識を使って簡単な計算をしてみました。あまり上手な結果にならなったのですが、まあ見てください。
J(ジュール)とは、物体に力を加え移動させる仕事に必要なエネルギーの量を表す単位です。
1Jは、物体を1Nの力で1m移動させる仕事に必要なエネルギーの量と定義されています。よって、1J = 1N·m(ニュートンメートル)となります。
水1gを1℃上昇させるのに必要な熱量として1cal(カロリー)が使用されていました。1calは、4.186Jです。
つまり、水が1℃温度が上がるのに1cal必要ですから、ここではアスファルト類が比熱が0.92j/(gK)です。水は、4.2J/gK前後ですから4.5倍程度です。
その表面温度が20度上がると言うことは、平米あたりだとこれぐらいのエネルギーが加わっていることになります。
比熱 0.92/4.2=0.22
20℃上がっているので、20x0.22=4.4calが平米あたり加わっています。
4.4calx4.186J/cal=18.4J
つまりは、平米あたり18.4Jのエネルギーが降り注ぎます。
このときの太陽角度はおおよそ60 度ですから、90度に比べると1/√3のエネルギーになります。
つまり、90度の時は、31.9Jのエネルギーが与えられることになります。
この31.9Jを我々が解りやすいw(ワット)に直すと、1秒あたり31.9wsの仕事率になります。
31.9wsx3600時/秒=11.5kwh
1時間あたりの数値に直すと、平米11.5kwというエネルギーが降り注いでいることになります。
これが1時間だけ地面を暖めていたと仮定しての計算ですが、この地面は、朝の9時ぐらいから、7時間程度暖められていたとすると、これを7で割る必要があります。
11.5kwh÷7=1.64kwh
太陽から地表に届くエネルギーは、1時間あたり1kwh程度といわれているので、この地面の温度上昇は、その他にも要因がありそうです。
キレイな計算にならずに申し訳ありません。
いずれにしても。太陽からは莫大なエネルギーが降り注ぎます。それを使って植物は光合成をして酸素を作ってくれて、我々の生活は成り立っています。
夏はこのエネルギーをできるだけカットして涼しく過ごしましょう。
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