日射遮蔽と日射取得

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《《《2025年12月4日 エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第1116号》》

今日は新住協の中国支部の大会に行ってきました。

新住協は、割とオープンな団体でどこに参加してもOKです。

たまたま、昨日は広島にいたので、山口の支部の催しに参加させて貰いました。

それはそれで良かったです。

今日はその時に思ったことです。

日射遮蔽

今回のテーマは夏に涼しく過ごすということで、この数年の猛暑がテーマの一つでした。

夏の猛暑は、本当にひどくて、いただいた資料には、2025年の夏は、大阪で35度以上の日が29日、名古屋が41日もあったということです。

最近の夏の暑さは異常で、2020年までの平均値を異常に超えていることが解ります。

当然夏を涼しく過ごすためには、日射遮蔽が非常に大切になります。

散乱光は取り入れて、直射日光はできるだけ遮るという配慮が必要です。

晴れている夏の場合は、直射日光の成分が全体の80%以上となって、散乱光の成分は10~20%の間になります。

これは全休で考えた場合、つまり原っぱで周りに遮蔽物がない場合です。遮蔽物があったり、太陽の方向を向いていないと割合が変わります。

とにかく遮蔽を旨とすると、夏の環境は涼しくできます。

日射取得

ところが、冬は日射取得を考えると暖かい住宅のプランニングができます。

以前は、夏と冬だと冬を旨とする設計が良いとお伝えしましたが、冬は日射取得を考え、家の中に太陽を入れた方が暖かい住宅になります。

どっちが大切か?というと、以前は取得の方が大切でいたが、今は日射遮蔽も重要度が上がってきています。

今までは、1;9ぐらいの割合だったのが、3:7ぐらいになって遮蔽が3倍になっているということがいえますね。

お客様に、日射遮蔽と日射取得の説明をキチンとしましょう。それだけで、貴社の重要度が上がりますね。

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Posted by 湊 洋一