気密戦争に終止符を

皆さん、こんばんは。

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《《《2025年1月21日 エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第802号》》

なんか、昼間にものすごい睡魔に襲われますが、これって時差ぼけでしょうか?

欧州に行っていた方から、2日間お休みを取っているといわれて、良いなと思いました。

1時休憩して、あとずーっと仕事していますが。

今日のテーマは、気密です。

気密はどの程度あれば良いか?

世の中、UA値とC値の競争みたいになっているのですね。

UA値もC値もどちらも、重要なファクターではありますが、数字だけを競っても意味はありません。

特に、C値ですね。

0.3とか、0.5以下にしても全くエネルギー消費に関しては影響がありません。

1.0とは言いませんが、0.5も、0.3も、0.1も実際には同じ事なんです。

この0.5を切ってくることに関して何の意味がないというのはこういうことです。

これが、6地域での断熱等級3、4、5,6,7の時の熱損失です。

そして、その下にある数値がC値だけの熱損失です。このグラフは東京大の前先生もらいました。

注目は、C値が1と0.5の熱損失の差ですね。

内外温度差が1度の時の熱損失が、たったの3Wしかありません。

これだと、更にC値を小さくする意味がありません。

4Wのエネルギーを2Wに削減したところで、一体いくつになるのでしょうね。

それを目的とするのは数値が良いと成功も良いと言う形でしかありません。

そんな意味のないことをするなら他に持って意味のあることがあるのではと思いますね。

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Posted by 湊 洋一