窓が小さい家は?
おはようございます。
MX代表のみなとです。
今日も、毎日のブログを書いていきます
工務店の皆さんの力になったら良いなと思って書いています。
《《《2023年9月4日 エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第309号》
先日工務店さんと話をしていたら、最近建物あたりの窓の本数が減っているということでした。
今後は、住宅性能を上げようとする工務店が増えると思います。
そうすると、安く性能を上げるためには、建物全体での窓の割合を下げる事が、一番性能が上がります。
窓を多き来るするとどうしても、UA値の平均は上がりますからね。
高性能まどで、U値は1.98W/平米K程度。壁はGW100ミリでも0.4W/平米K以上は出せます。
性能的には5杯も性能差があります。
これを埋めるためには、窓サイズを下げるというのは、選択肢の1つです。
ただし、窓を小さくする弊害というのはかなりあると思います。
小さな窓のデメリット
窓を小さくするとこんなデメリットがあります。
- 屋内が暗くなる
建売住宅ではよくありますが、電気をつけないと行けない玄関というのは、戸建て住宅ではあり得ません。
マンションは必ず玄関は照明を点けて生活している家庭が多いので、忘れていますが。戸建て住宅ではやってはいけないことです。
2.冬の昼間に寒くなる
キチンと南側の日射を確保できない場合は、真冬の昼間の暖かさを確保できない可能性があります。
その場合は、エアコンでの暖房に頼らなくてはいけなくなるので、電気代が上がります。
太陽光は夏は邪魔ですが、冬は無料の熱源ですから大切にしたいです。
3.通風がイマイチ?
このあたりは、設計、プラン次第なのでなんともいえませんが、通風の確保が難しくなります。
性能だけでは快適な住宅は作れません。もっとも、窓を開けるのは9月下旬以降の夜だけとか、昼間が快適なのはゴールデンウィーク前後の1ヶ月と、10月だけになりそうな感じですけれども。
いずれにしてもバランスが大切なので、あまりに窓が小さくなるのも考え物ですね。
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