小さな住宅を作る
おはようございます。
MX代表のみなとです。
今日も、毎日のブログを書いていきます。
工務店の皆さんの力になったら良いなと思って書いています。
《《《2023年5月24日 エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第208》》
先日、当社のお客様の工務店さんから電話をいただきました。
お客様が独身で、かなりの年齢で家を建てたいとおっしゃっている。
お子様がいらっしゃるということで、元々奥様がいらしたのだと思いますが、とにかく1人で生活される自宅を建てたいと相談を受けているということでした。
土地は農地があるということですから、農転案件です。建物の予算は、1000万円ぐらいと言うことでした。
独身の方の狭小住宅というのは、需要があるのかもしれません。
世帯人口
日本の世帯数は増え続けています。その逆に、人口は減りつつづけています。
2000年に4700万世帯だった世帯数は、2020年5580万世帯と2割近くも増加しています。
そのため、世帯の人口は減り続けています。
全体に占める単身世帯は、38.4%。2人世帯は、28.1%。合わせると66.5%です。合わせるとちょうど2/3ですね。
3人世帯は、16.6%、4人以上いる世帯は、全体の17%ですから、3人世帯とほぼ同じです。
つまり、今までの工務店は、家族を相手委に家づくりをしてきたわけですから、全体の1/3の世帯に向けて商売をしてきた事になります。
これからは2/3を相手に
これからは、1/3の家族を相手にする工務店ばかりではなくて、2/3を相手にすることを考えてもいいのかなと思います。
ただし、こちらは家族と違って、UA値や広さは必要ないかもしれません。
その代わり必要なのは価格かな?と思います。
ローコスト住宅こそが、この層に求められている住宅なのかもしれませんね。
小さい住宅は、プランも単純ですし、デザインもそれほどうるさく言われません。
キッチンのグレードもあまり問われないですし、お風呂も高級でなくていいと思います。
そこそこ冬暖かければいいのかなと思います。
こうやって市場を変えるというのも、今後の工務店の行き方なのかしれませんね。
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