睡眠の質も室温で改善
みなさん、こんばんは。
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《《《2025年2月20日 エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第832号》》
今日は、リノベについて色々打ち合わせをしてきました!
あとは、展示会も見てきました。
出歩いていましたが充実していましたね!
今日のテーマは睡眠です。
睡眠の質が室温によって変わる
睡眠というのは悩みが深いみたいですね。
私はのび太くん状態で、寝るといったら1分後にはいびきをかいているので、あっという間に眠りに落ちます。
なので、眠れない!というのはありません。
室温と入眠時間に関係のエビデンスもちゃんとあります。

2021年の名古屋大学の発表ですが、要旨はこんな感じです。
睡眠障害は、世界中で医学的および公衆衛生上の関心を集めています。
日本では、研究によると成人の5人に1人が適切な睡眠を取れておらず、40%の成人が1日6時間未満の睡眠しか取れていないことが示されており、その割合は年々減少傾向にあります。
多くの研究により、寒冷な室内環境が睡眠の快適さや質に悪影響を与えることが明らかになっています。
これらの研究の多くは寝室の低温が及ぼす影響に焦点を当てていますが、「寒さを感じること」の影響に着目した研究はほとんどありません。
日本の室内温度は他国と比べて一般的に低いため、本研究では、日本の成人を対象に、寝室の寒さの感覚が睡眠の質に与える影響を明らかにすることを目的としました。
年齢、現在の疾患や痛みの有無、喫煙、アルコール摂取といった交絡因子を調整した後(モデル1)、寝室で「時々」「しばしば」「常に」寒さを感じると回答した参加者は、寒さを感じないグループと比較して、それぞれ0.57(95%CI=0.32–0.83、p<.0001)、1.08(95%CI=0.82–1.35、p<.0001)、2.25(95%CI=1.83–2.67、p<.0001)ポイント高いPSQIスコアを示しました。
この結果から、睡眠中に寒さを感じる冬の夜には、世界保健機関(WHO)やその他の組織が推奨する最低限の室温を維持することが重要であることが示唆されます。
また、住宅の設備不足、暖房使用による空気質の問題、寝具内の微気候環境などの課題を包括的に対処する必要があります。睡眠の質は、適切な温熱環境を整えることである程度改善可能であると考えられます。
子のように寒い寝室は、睡眠の質、特に入眠に関して影響を与えることが解っています。
寝室も暑くする必要はありませんが、暖かく保つのは入眠にも役立つのです。
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