シングルエアコン vs マルチエアコンの比較
皆さん、こんばんは。
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《《《2024年11月7日 エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第727号》》
今日は、土地バンクのセミナーをやっていました。これは、近いうちに公開します。
さて、今日のテーマはシングルエアコンとマルチエアコンですね。
シングルエアコンというのはご存じだと思いますが、マルチエアコンというのはご存じでしょうか?
マルチエアコンとは?
マルチエアコンというのは、室外機にエアコンの本体が複数台ぶら下がる形のものを指します。
こんな感じで何台もある室外機をある程度まとめることが可能です。
ダイキンには、最大5台のエアコンが接続できるタイプのモデルがあります。2台のものもあります。
この他に、三菱電機、日立製作所、パナソニックなどのメーカーがマルチタイプのエアコンを販売しています。
良いところは、室外機が1台にまとまるので、外観がすっきりするということでしょうか?
(こんな感じです。)
他にもあるのか?といえば、実はあんまりありません。
どうしてか?といえば、あんまりエコのモデルは作りにくいのです。
ダイキンの場合は、COP(APF)といわれる年間効率は、5.6になっています。これはカタログ値ですから、これよりも実際は悪いのです。
それと、当然ですが、1台は暖房で1台は冷房という使い方はできません。
そんなに自由度が実はありません。
もちろん、エアコン機種ごとに温度設定はできるので、寝室は暖かく、リビングは涼しくなど部屋に会わせた温度設定はできるのですけれども。
シングルエアコンの台数を減らした方がエコ
結局、エコ住宅を突き詰めていって、エアコンの台数を減らした方がエコになります。
毎回書く冷暖房負荷ですが、断熱等級7ぐらいの住宅だと、3.0kw程度の冷房、暖房で充分という計算になります。(実際に必要なのは、2.2kw程度ということはよくあります。)
シングルのエアコンであれば、COPが7.0を越えるような高性能エアコンも選べます。
ですから、ある程度断熱性能が高い住宅で、高額なマルチエアコンを導入するメリットは余りありません。
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