空調システムと健康への影響を考える
皆さん、こんばんは。
MX代表のみなとです。
今日も、毎日のブログを書いていきます
工務店の皆さんの力になったら良いなと思って書いています。
感想などいただけるととても嬉しいです。6
《《《2024年9月24日 エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第682号》》
今日は森大建地産さんのセミナーをやってきました。
森さんのいろんな内部資料を拝見して楽しかったです。
健康と空調の関係
これは、ヒートショックの原因だと散々言われていますので、ご存じの方も多いのですが念のため書いていきましょう。
室温の急激な変化は、循環器に良くない。
これは、常識です。
どちらかというと、下降する温度が良くないです。
例えば、こたつのあるリビングで、室温が20度。こたつの中は、30度ぐらいから、室温が12度の脱衣所に行って、裸になると体感温度としては、最大30度が、12度ですから18度以上室温が下がることになります。
これで充分に血圧が上がる要因になります。
この後、42度の浴槽に入る訳です。下がって上がるのですが、今度は温度上昇が30度になります。
血圧はどーんと下がります。この血圧低下で、貧血気味になって、更に高温から熱中症の症状を示す場合もあります。
これが、熱中症の原因ですね。
更に、危険なのが布団の中から、夜間のトイレでして、布団の中は体温で30度前後になっています。これが、深夜のトイレが室温10度とかだと、温度差が20度になります。これが、夜中のトイレ、あるいは布団に戻って体調を悪くする原因といわれています。
室温と健康の関係は、この温度差の生活を,冬の間毎日続ける事にあります。
血管や心臓へのチャレンジを連日続けることになりますよね。
空調は全館空調で無いと
これから解るように、局所空調ではあまり意味がありません。
トイレ、廊下、脱衣所と普段は全く暖めない所の温度が問題になっているのです。
当然、普通の住宅は断熱も大して入っていない、更に空調も届かないという状態になります。
それがどれほど危険なのか?
これらの無暖房のエリアの温度を上げるためには、空調を全館に行うことと、止めても冷めにくい暖かい建物を作る以外にありません。
エビデンスは、慶応大学におられた、伊香賀先生の研究室の資料も沢山ありますので、いろいろネットで調べてみてください、
今後は基礎データを元に実際にどのぐらい血圧変動があるのかなどが測定されるようになります。
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