屋根形状の是非
おはようございます。
MX代表のみなとです。
今日も、毎日のブログを書いていきます。
工務店の皆さんの力になったら良いなと思って書いています。
《《《2023年4月14日 エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第168号》》
当社は断熱屋ですから、基本屋根の形状に関しては何でも良いと思っていました。
ですが、最近見かけたある建物を見て、ちょっと不味いなと思ったので共有しておきます。
現代の屋根形状は、こんな目的があります。
- 雨仕舞い・雨漏り防止
- 太陽光パネル搭載
- 棟換気をしっかり取る
この3つが屋根の求められるものだと思います。
そしてこれを全て満たすのは、ご存知片流れと切妻屋根です。
ですので、屋根形状のトレンドは、この2つに集約されていると言っても過言ではありません。
寄棟はできるだけ避けて
そして、その他に多い屋根は、寄棟の屋根です。
この形状の屋根は、当たり前ですがデメリットとメリットがあります。
メリットは妻壁が存在しないので、防火などの対策としても有利です。それから壁の面積を減らせるので高い壁を使っている場合には少しメリットがあると思います。
問題点は、代表的なものはこんな感じでしょうか
- 太陽光パネルは余り載せられない
- 棟換気が絶望的に取れない
この2つが大きな欠点です。
それから、屋根形状が複雑になるという可能性もあります。きちんとした施工をすれば、複雑な形状の屋根でも雨漏りなどの心配はほとんどありませんが、寄棟は屋根の施工もかなり面倒と言えば面倒でしょう。
斜線の制限などでどうしても、という場合以外は避けるのが無難かなとは思います。
でも、片流れだとデザインが難しいので、切妻がいいのかなとも思います。
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