賃貸住宅に住むと寿命が短くなる?
みなさん、こんばんは。
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《《《2025年2月17日 エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第829号》》
今日はAiについてのセミナーを行いました。
初めてAiを見ると感動しますよね。
あまりに早く回答が吐き出されますから。
さて、今日はイギリスの報告書です。
賃貸住宅は寿命を短くするは本当か?
2023年10月に出版された論文によれば、イギリスの社会調査データを用いて、住宅環境と生物学的加齢の関係を調査したところ、生物学的加齢と住宅状況の関連があると報告されています。

主な結果:
民間賃貸住宅に住むことは、生物学的加齢を加速させることが判明しました。その影響は、失業(加齢の影響 0.027年)や元喫煙者であること(加齢の影響 0.021年)よりも大きいとされ、賃貸住宅に住むこと(加齢の影響 0.046年)が最大である事が解りました。
過去の住宅環境も影響し、住宅ローンや家賃の滞納を繰り返した経験や汚染・環境問題への曝露も、生物学的加齢を加速させる要因となっているとのことです。
この論文の結論:
住宅環境の悪化は、生物学的加齢の加速を通じて健康に悪影響を及ぼす可能性があります。
しかし、生物学的加齢は可逆的であるため、住宅政策の改善によって健康状態を向上させる余地が大きいと考えられます。
この研究は、イギリスの「UK Household Longitudinal Study」と「British Household Panel Survey」のデータ(1991~2020年)を使用しています。データは英国データサービスを通じて公開されています。
これは、賃貸住宅に住むことが、直接的な原因ではなく、住環境が悪いことが、加齢の原因であるということを示しています。
住環境というのは、建物の室温と空気の質で、きちんと換気されている住宅で、かつ20度以上で室温が一定であるということが、求められます。
そのためには、きちんとした暖房器具を使うと共に、換気にも気を配り、断熱性能も高いということが求められています。
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