新築着工戸数の減少を考える
こんばんは。
MX代表のみなとです。
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《《《2024年3月30日エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第512号》》》
2月の新築着工戸数が発表になりました。
これまで、住宅と建築を分けて発表していましたが建築に統一される様ですね。
住宅着工個数の推移
令和に入って、新築の持ち家のジャンルの落ち込みがどうなっているのか考えます。
令和1年 289千戸
令和2年 261千戸 2.7万戸減(-9.3%)
令和3年 286千戸 2.5万戸増(+9.6%)
令和4年 253千戸 3.3万戸減(-11.5%)
令和5年 224千戸 2.9万戸減(-11.5%)
令和1年にはいるまでは、平成21年ぐらいからほぼフラットで28~29万戸で推移していたのが、力なく落ちていっています。
この傾向が続くのか?ちょっと不安でもが、令和6年の着工統計を見ると、こんな感じです。
令和6年1月 14,805戸 11.0%減
令和6年2月 16,307戸 11.6%減
という感じですから、令和6年も10%程度の減少になるのでしょうか。
ということは、とうとう20万戸の大台を下回ってしまう可能性があります。
マイナス要因とプラス要因
マイナス要因としては、以下のことが上げられると思います。
●金利の上昇が今後起こる
●建築費用の高騰と人件費の高騰が起こる
●職人の減少から建てたくても建てられなくなる
いずれにしても、イマイチ明るい話題がありません。
プラス要因として、こんなことが考えられます。
●現在の賃上げから購買意欲の強化に繋がる
●子育て世代の税優遇や補助金などのサポートの強化
●コロナ後の躁状態が一段落して、落ち着いた環境が始まる
こちらも凄く大きいことは、賃上げぐらいですがこれが、どれぐらい底上げになるか?ちょっと興味深いですね。
いずれにしても、今年か来年には20万戸割れが起こると思います。
その為に、準備しましょう。
するべき事は、利益の額の確保だと想います。詳しくはまた近日に。
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