これから起こる史上初のことに備える
こんにちは。
今日も、毎日のブログを書いていきます。
工務店の皆さんの参考になれば幸いです。
《《《2022年11月8日 エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第16号》》》
2022年は特殊な年?
皆さんは、皆既月食をご覧になりましたか?
私はたまたま、JBNの総会の後に、軽く食事をしたあとに、たまたま見上げた空に浮かぶ赤い月が見えました。
そして、その月に天王星が隠れる惑星食が442年振りに見られたということでした。
実際に海王星の食と皆既月食が観測できたのは5000年以上前だそうです。
ちなみに、442年前は、1580年になりまして、関ヶ原の戦いの20年も前です。まだ、本有寺の変の2年前になります。その時は土星食だったようですね。
いずれにしても、かなりレアな体感だったという事です。
この2022年という年はもうあと、1ヶ月半ぐらいで終わるのですが、住宅業界でもかなり希な事が起きました。
新基準の義務化
耐震等級の新耐震基準の義務化が、始まったのが1981年(昭和56年)です。そして、旧耐震の義務化は、1950年の昭和25年になります。
2000年(平成12年)には、最終的に現在の耐震基準になっています。
いずれにしても、これまでは耐震の基準がどんどん変わってきました。
そして、いよいよ2025年に断熱基準の義務化が、5年ほど遅れましたが義務化されます。
耐震の基準に関していえば、『4号特例』の廃止がありますが、これも2025年の4月から施工される可能性が出てきました。
この2025年にとっては、これまで建築業界、特に住宅業者にとっては、ほとんど起きたことのない、断熱性能と耐震等級の変更が同時に起こる事になります。
現在は2023年の直前ですが、あと2年で4号特例は廃止されて、壁量の計算を使った品確法での耐震等級1か許容力度計算以外では家が建てられなくなりますが、
今年は、史上初めて断熱等級6と7が建物の性能で明示されました。
これらは全て、異常気象の原因として、地球温暖化が、更に二酸化炭素濃度の上昇があげられます。
いずれにしても、これからも史上最大の台風、最高気温の更新などが行われて、あるタイミングでこれが下がり始めるのか?誰にも解りませんが、地球全体の新陳代謝でいえば、上がり続けていた気温は、下がるんじゃないだろうかとは思いますが、将来のことはどうなるのか解りません。
いずれにしても、あまり起きないことが住宅建築の現場で起きています。特に2025年のおよそ2年あまり先に訪れるので、そのための準備が必要です。
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