祈る
こんにちは。
MX代表のみなとです。
今日も、毎日のブログを書いていきます。
工務店の皆さんの力になったら良いなと思って書いています。
《《《2022年11月26日 エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第34号》》》
呪うというのは、ちょっと企業のブログではふさわしくないと思うのですが、今日はこのテーマで書いてみたいと思います。
というのは、『すずめの戸締まり』を見てきたからなんです。
この映画は、今年No.1を『ONE PIECE RED』と争うことが確実な勢いを見せています。実際に前前作の『君の名は』は、日本映画史上に残るスマッシュヒットでした。
それにしても、今年の映画ランキングは1位と2位がアニメになりそうですね。それだけ、日本のアニメのレベルが高いのか?それとも、日本の民度が幼いのかは解りませんが。
ちなみに、『ONE PIECE』は見に行っていません。マンガの3巻ぐらいで挫折しました。基本的に同じ構造のドラマの繰り返しに見えたので、見るのを止めました。これは、マンガで『東京リベンジャーズ卍』なども同じですね。非常に人気がありましたが、2ループぐらいで疲れてしまいました。
中身は毎回少し違うのですが、入れ子構造のミニドラマは苦手です。
閑話休題
今日のテーマの祈るというのは、オカルトの象徴なんですが、今回の映画もオカルトど真ん中です。『君の名は』もオカルトと災害でしたが、今回の『すずめの戸締まり』も同じくオカルトと災害がテーマです。
今回の映画はオカルト色がより強く感じました。
登場人物が写実的なので、個人的には、ファンタジーとはいえない気がしました。
内容は見ていただくとして、このオカルトの世界にどっぷり填まっているのは、世界で日本だけ(もしくは中国や韓国も含めた東アジアだけ)といえなくもないです。
会社の開運を祈る
実際に、皆さんも行かれると思いますし、私も行きますが、初詣がもう1ヶ月先に行われます。
これは、1年間の商売繁盛など様々な幸運を神前に祈願するということになります。
その結果として、会社が繁栄すれば、神前に感謝を伝えに行きます。これが日本では普通のこととして行われています。
欧米では神に自社の繁栄を祈る人はあまりいません。少なくとも、キリスト教も、ユダヤ教も、イスラム教もそんな祈りはありません。
その逆に、この利己的な祈りというのも。日本ならではだなと思います。(中国系の人々はやりますけどね。)
一神教の世界では、神の力が圧倒的に強いのです。人間の力なんてちっぽけな物ですよね。
日本では、人々の記憶や感情がとても大切にされます。
僕自身もこの考えは嫌いではありませんが、合理的ではないですよね。
思いや志向にパワーがあるのなら、どんなエネルギーがどこから発生されて、それは質量があるのか?ないのか?
質量があるのなら測定できますが、質量がないのであれば測定できない代わりに、たいしたエネルギーはもたらさないのではないか?と理系の合理的な頭脳はそう思います。
ですが、なんか気持ち悪くて神前に手を合わせます。
逆に、僕は他人を呪う事は、その跳ね返りを恐れて、しないようにしています。
うらやましいとか、あいつ許さん!という悪い感情が芽生えたときには、他人は他人と思うようにしています。
つまり、祈りや呪いは、自分の感情を整えるのに使ってこそ価値があるということになりますね。
なので、オカルトに満ちた映画を見て、整えるべきは自分の感情であり、記憶なんだろうと思うのです。
では、全く信じていないのか?といえば、あったらいいなというレベルで思ってはいます。
それから、初詣などの神前に赴いたときには、利己的な願望では無く、感謝をもって手を合わせる様にしています。その方がよほど気持ちよくお参りが出来ますから。
日本では賽銭、欧米や仏教では喜捨というのは肯定されます。これは神様にお金を渡すというよりも、つまらない執着を捨てる手段かなと思うのです。
何だか今日もまとまりが付きませんでした。今日見た映画がオカルト的だったのでちょと書いてみました。
当社の断熱は祈らなくても、冬暖かいですが、それは別の話ですね。
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