太陽光パネルの出力制限なんて影響ないよ
こんばんは。
MX代表のみなとです。
今日も、毎日のブログを書いていきます
工務店の皆さんの力になったら良いなと思って書いています。
感想などいただけるととても嬉しいです。
《《《2024年3月18日エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第500号》》》
なんと、500号になりました。
そして、ヨーロッパから帰ってきました。
疲れたけど、眠れません。絶賛時差ぼけ中。
出力制限とは?
太陽光パネルの新設がどんどん進むので昼間の電気が余っています。
JPEXという電力の取引所がありますが、この九州電力管内は、電気が他よりも安く取引されています。
下記のグラフからリンクを飛ばしておきますので、色々時間を変えてみてください。あくまでスポット価格です。長期契約価格ではありません。
つまり、大口需要家は非常に安く電力が調達できるので、九州電力管内に新工場が増えるという構図になっています。
そして、昼間の電力は余っている傾向にあるので昼間だけ出力制限をさせて欲しいという決まりです。これは法律で決められているので拒否はできません。
太陽光パネルの出力制限
そんな中、知り合いの工務店が変なこといっているYouTubeを見つけました。
どのYouTubeかは、ご自分で探してください。批判をしたいわけではなく、正確な情報を伝えたいだけです。
太陽光パネルの出力制限で、今後太陽光パネルを付けても、あんまり意味が無いみたいなことを言っているのでちょっと調べて見ました。
色んなサイトを見ると、出力制限というのは事実だと思います。
ですが、資源エネルギー庁で、こんな記述があるんですね。
以下の表から、そのサイトへリンクを飛ばして起きます。
この新ルールが決まったのが、2022年です。
つまり今から2年ほど前に新ルールとして、10kwh以上の発電所全てが、出力制限するということを決めています。
ということは、家庭用で10kwh以下の太陽光パネルは、出力制限対象外です。
なお、これから家庭用太陽光パネルも出力制限対象になったら、それ以降に新設するパネルだけが対象になりますので、2024年に付ける家庭用のパネルはずーっと対象外になります。
出力制限で失われる価値
この新ルールでは、年間360時間の出力制限が最大で課されます。電気が余らなかったら出力制限は起きません。
九州電力管内では割と起きやすいのですが、東京電力、東北電力管内などは起きていません。
年間最大で360時間のカットですが、1kwhで17円をお金を払って貰えないことになります。
360時間x17円= 1khwあたり6,120円分の経済的損失が生まれます。
10khwだと、年間6万円余りの損失になります。
でも、家庭で考えると精々8kwhぐらいの契約ですから、4万円ぐらい売電金額が下がるということになるので、そんなに大きな問題でも無いような気もします。
投資であれば問題ですが、家庭は今のとこと出力制限はありませんし。今後もし有っても許容範囲でしょうか。
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