夏の逆転結露が怖い
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《《《2025年8月2日 エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第992号》》
今日は、なんと色々初めての経験が多かったです。
年を取って、初めての事をするというのは脳が働きますね。
これはこれで面白い現象です。また、詳しく語ります。
さて、今日は逆転結露についてです。
夏の逆転結露
夏はこのように逆転結露が起きます。

これは、外気温は30度ぐらい、湿度が75%ぐらいですから、25度で結露します。
室温を26度にすれば結露しません。
ですが、これは人によるんですよね。
これが、35度、75%になると、露点は30度になります。
25度であれば快適でも、30度だと暑いので、夏の逆転結露は、室温と湿度の関係をきちんと見ることが重要ですね。
逆転結露が怖いのは
逆転結露が怖いのは、窓ではなく、壁体内なんです。
最近は、主に気密のために、この写真のようにポリエチレンのシートを貼っています。

このシートが夏に悪さをします。(この写真は単にお客様訪問時に撮っただけで、これで結露するというわけではありません。誤解の無きように)
このアルミサッシの外側の結露が、ポリエチレンのシートだと思うと何が問題か解るでしょう。
グラスウールが濡れるんですね。
ここから、カビが来て、万が一シロアリを呼ぶと大変です。
木材はしっかり乾燥しているとシロアリもそんなに食べないのですが、濡れているところはシロアリの大好物ですから。
夏の逆転結露は、窓だけじゃないので注意が必要です。
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