通風の限界
みなさん、こんばんは。
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《《《2025年10月1日 エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第1052号》》
今日は新住協の総会に行ってきました。
現在、新住協の会員数は、900社を超えたということです。
JBNが3,000社ですから規模的には、1/3まで来た感じですね、JBNの場合は、政府の依頼みたいな部分があるので、政府の思惑が影響しますが、新住協は、鎌田先生の私的団体という性格もあります。
もちろん、鎌田先生は既に理事長を退かれていますので、その性格は薄まったとも言えますが。
まあ、温熱に特化した住宅を作る組織ですかね。構造などの話は、専門家がいないのであまり聞けません。温熱と一部空調の団体という感じでしょうか。
そこが良いという方々には住み心地が良いと思います。
現在は、久保田さんという方が理事長をお務めです。
さて、今日は夏対策です。
夏対策の定量的測定
鎌田先生は、学者なので定量的な測定が得意です。
レースカーテン、障子、すだれなどを定量的に数値化されていました。
流石に、グラフやデータを共有できないですが、ニュースレターでももう少し書いて見たいと思っています。
ですが、松尾和也さんが伝える設計手法と新住協の伝える設計手法が一番地が雨天があります。
それが通風への考え方です。

通風への取組
新住協は、元々室蘭工場大学出身の鎌田先生が、本部を仙台において活動している団体で、圧倒的に東北北海道の情報が多いです。
それに対して、松尾和也さんの手法は、兵庫に拠点を構えて、6地域を基本に考えています。
その違いは、夜の温度なんですね。
今回の資料は、盛岡のデータがついいましたが、盛岡では夏の最低気温が、夜明け前で24度です。また26度を下回る時間が6時間ありました。ここで通風を上手く考えると夏の夜はエアコンがいりません。
しかし、2025年の東京の夏は、最低気温が28度以上という日が約1ヶ月続きます。この期間はエアコンが無いと眠れません。6地域の大部分が、7月8月はこのような状況になっていますので、通風よりも空調ということになると思います。
夏に通風を考えられるのは、4地域以北ということになると思います。
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