身内の嵐
こんばんは。
MX代表のみなとです。
今日も、毎日のブログを書いていきます
工務店の皆さんの力になったら良いなと思って書いています。
感想などいただけるととても嬉しいです。
《《《2024年3月9日エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第492号》》》
なんだか、ちょっと技術的な話もあるのですが、今日も経営的な事をちょっと書かせてください。
現在、レッドブルというF1チームが揺れています。
レースの方はとても好調なんです。昨年も過去最高勝率でチームとしても、ドライバーとしても優勝を勝ち取りました。
今年も非常に好調に見えます。初戦は完全優勝でしたし、2戦目もポールポジションです。
創業者の死去
レッドブルは、タイの企業とオーストリアの企業のジョイントベンチャーです。
この会社は、実は日本が大きく関わっています。
創業時に、オーストラリア人のマディシッツという創業者が、リポビタンDを飲みました。このリポビタンDのメイン成分は、タウリンという成分ですが、この成分は太平洋戦争時代に、日本帝国陸軍が見つけた疲労回復食品です。
それを飲料に応用したのが、リポビタンDです。この手の飲料は以前日本にしかありませんでした。
このエネジードリンクというジャンルを、レッドブルという企業が切り開きました。
日本の大正製薬に断られたマティシッツさんは、タイの小さい企業に目を付けて生産を依頼しました。
それが、彼らのスタートになりました。
そのあとは、ご存じの通りでレッドブルは、カーレースだけではなくて、ありとあらゆるスポーツのスポンサーになっています。
その影響で更に飲料が売れると言う好循環になっています。
その仕組みを全て整えた、強力な権力をもつ創業者が逝去されて、現在は多数のリーダーによるトロイカ体制になっています。というのは、株主がオーストリアサイドと、タイサイドに分かれているからなんですね。
混乱する現場
F1レースチームのレッドブルというチームが揺れたのは、セクハラ疑惑からです。
チーム経営を行うクリスチャン・ホーナーがセクハラを行ったといわれていますが、タイグループからの支援で無罪放免されました。
しかし、この疑惑を公表したのがモータースポーツアドバイザーのヘルムート/マルコ博士だったと言われています。
このマルコ博士には、エイドリアン・ニューウェイという天才デザイナーと、エースドライバーのマックス・フェルスタッペンがマルコ博士が辞めるのなら我々も辞めるといって、非常に状況が流動的になりました。
チームの崩壊が見え隠れするので、現在の経営陣がなんとか押しとどめようとしています。
組織は崩壊する
どんな会社でも、創業者の死去は大きな問題になります。
我々の役割は、万が一何かったらどうするか決めておくことかもしれませんね。
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