独自の空調計画をしたい
皆さん、こんばんは。
MX代表のみなとです。
今日も、毎日のブログを書いていきます
工務店の皆さんの力になったら良いなと思って書いています。
感想などいただけるととても嬉しいです。
《《《2024年7月27日エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第625号》》
昨日の空調計画とは、温度と風量の席である。
というのは、ご理解いただけたでしょうか?
空調計画というのは、空気の対流の力を使って建物全体の空気をコントロールする技術です。
やり方は、いろいろです。
エアコンを使うものが一般的ですが、輻射熱冷暖房を使ったり、地中熱を使ったりします。
エネルギーを使うものを熱源と呼びますが、この熱源をどこにおいて、空気をどう送るか?これが冷暖房計画の肝になります。
エアコンを使うのが一般的
エアコンを使うのが一般的なのは、理由があってそれが安いからです。
輻射熱冷暖房の機器は1台高いと100万円以上します。建材価格が上がっている現代、これはちょっとコストをかけすぎだと思います。
下記の写真は、暖房専用のパネルヒーターですが、金属のフィンを使った冷暖房使えるシステムは、1台安くても50万円はしますね。
そして、エアコンをどこに置くのが合理的か考えないといけません。
当社は松尾先生が指導されている工務店さんには、床下エアコン床屋裏エアコンのサポートをしています。その他の工務店さん向けに、Vシステムという空調計画を提案しています。
これは、空気の流れを工夫して階間をチャンバーとして使っています。
YUCACOシステムも、マッハシステムも、日本アクアの風運時も、新住協で相模さんが唱える階間エアコンなども、エアコンの位置、空気の送る方法のバリエーションです。
独自システムを作るにしても、これらのうちどれかになるんじゃないかな?と思います。
いずれにしても、適切な温度の空気を適切な量運ぶことが空調計画では必要で、それをどう作り上げるか?ということで知恵を絞っていただきたいと思います。
安く作るのが一番良いですからね。
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