高齢者向け住宅における快適な空調計画

皆さん、こんばんは。

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《《《2024年9月30日 エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第688号》》

もう9月も終わりです。

明日からは10月なんですが早いですね。

今日は高齢者対策です。

高齢者のための空調

もし、あなたかあなたのご両親が、高齢で空調を考えたときは、夏対策と冬対策の両方が必要になります。

まずは、夏対策。

昼間はともかく、一番問題は夜間です。

夜間は熱中症対策が圧倒的に必要です。

27度よりも室温が上がってくると、徐々にリスクは高まり、30度を超えてくると一気に上がってきます。

高齢者の方が熱中症への抵抗力が小さいので、とにかく温度を27度前後に保つようにしてください。

そして、水分と塩分の補給ですね。しっかりやってほしいと思います。

次に冬対策です。

こっちの方がやっかいです。

理由は、高齢者はトイレが近いという難点があります。

というのも、皆さんの注目はお風呂なんですね。

消費者庁が毎年、冬の溺死が増える件を警告しています。

冬季に多発する高齢者の入浴中の事故がクローズアップされます。

ですが、これは入浴中だけではありません。

ナイトトイレ問題

これは、就寝中のトイレです。

就寝中の布団の中は、40度前後で暖かいです。

廊下は寒い、トイレも寒い。

戻ってくると暖かいので、温度差が30度にもなります。

お風呂が、布団に変わった感じですね。

これが大きな健康悲願の温床になります。

そのため、建物内の温度は低くなりすぎないことがとても重要です。

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Posted by 湊 洋一