令和6年能登沖地震から考える 4
こんばんは。
MX代表のみなとです。
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《《《2024年2月6日 エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第460号》》》
それにしても、先週の土曜日は割と濃かったです。
今日は、火災現場の話を少し書きたいと思います。
輪島の火災
輪島の火災は、糸魚川大火の2倍の約300棟が焼失しました。燃えた面積は5万平方メートル。糸魚川では147棟で3万平方メートルだったそうです。
それだけ大きな火災になったのは文字通り、地震が原因です。
消防団はあったのですが、水がなく消火活動そのものができませんでした。
建物の倒壊が多く、現場には入れないのもありますが、水がなかったそうです。
現在も、断水が続いてて、消火用の水もあまりありません。川が西側に流れていますが、この川にもそれ程水が流れていませんでした。当時のことは解りませんが、2月3日にいったときも小川ぐらいしか水がありませんでしたね。
現地の写真は報道などで散々流れていますが、こんな感じです。
一番北側に、完全に無傷に見える建物が2棟建っていました。
実際の建物はこんな感じです。
1棟はリシン吹きつけの家なのかな?と思いますが。塗料が熱で落ちていますが、建物は大きな損傷がありません。ただし、窓が割れています。
もう1棟も自転車様のカバーは燃えていますが、大きな問題がありません。
道を1本隔ててこれは、本当にラッキーだったなと思います。
強力な火災のあと
火災の温度は、通常の可燃物が燃えている場合は、800~1,100度ぐらいです。爆発的燃焼が起きると燃えているものによっては、1,200度を越えることもあると思われます。
実際に、火災現場ではショッキングな光景が広がっています。
自動車もこの有様です。
室外機のファンだけが溶けて落ちています。
生き残った住宅の横にあったポリカの波板もこの有様です。輻射熱だけでこんな感じだったのでかなりの火災の強さをうかがえますね。
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