騒音を減らす空調ダクトの工夫

皆さん、こんばんは。

MX代表のみなとです。

今日も、毎日のブログを書いていきます

工務店の皆さんの力になったら良いなと思って書いています。

感想などいただけるととても嬉しいです。

《《《2024年10月29日 エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第717号》》

昨日は、京都の工務店さんにご挨拶に行ってきました。

若い方が多くて、事務所もおしゃれな感じになっているので、工務店はファッション業界と同じだなと思いました。

さて、今日は全館空調システムで意外に多いこれですね。

ダクトからの騒音

ダクトから音がする

そうなんです。全館空調は、建物全体に空気を強制的に送っています。

そのため、どうしても風きり音ががします。

昼間は全く気にならないのですが、就寝時はとても気になります。

音源は、ファンです。

ファンがずーっと回っているので、その騒音が意外に苦痛ですよね。

そのため、寝るときは空調を切るとか、送風ファンだけ止めるという方が多いのです。

ちなみに、パイプファン型の熱交換換気システムもこの話良く聞きます。

問題は、ファンと吹き出し口の距離と、ダクトの材料にあります。

配管用クトの素材

配管用ダクトは、一般的にはフレキダクトを使います。

まあ、これはダクト内の汚れが問題になりやすいので、スパイラルダクトが良いという方もいます。

その方がダクト内は平滑だし、掃除もしやすいですね。

でも、音が反響して伝わります。騒音というのは、意外に眠りに影響するのでクレームになりやすいのです。

ファンからの距離も問題

ファンから吹き出し口が近いと問題になりやすいですね。

ファンと吹き出し口は、2~3メートルは最低でも離さないと、騒音問題が発生します。

断熱ダクトにするとより音が伝わりにくいですね。

一番音が伝わるのは、スパイラルダクト、次がフレキダクト、一番音を伝えにくいのが、断熱ダクトになります。

ただし、フレキダクトと断熱ダクトは、交換しやすくしておかないと汚れた場合に工事が大変になります。

このあたりバランスなので注意が必要ですね。

メルマガは3000号をこえて毎日書き続けています。ひと月に数回はためになったと褒められます。できれば、根気よく読んで。みてください。無料のメルマガのお申し込みはこちらから!

Posted by 湊 洋一