小屋裏エアコンが効かない原因 まとめ その5
皆さん、こんばんは。
MX代表のみなとです。
今日も、毎日のブログを書いていきます
工務店の皆さんの力になったら良いなと思って書いています。
感想などいただけるととても嬉しいです。
《《《2024年8月5日 エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第634号》》
オリンピックも後半戦です。
今週末でだいたい終わり。閉会式は、現地時間の夕方になります。
その前にマラソンとかやりますね。
日々が過ぎて行くのは早いですね。
空調計画はエネルギーと風の流れ
はい、まとめていきたいと思います。
空調計画全般にいえるのですが、エアコンを使ったものは、特に風の流れが重要になります。
どこかで詰まったり、滞ったらそこで空気がよどんでしまいますね。
空気というのは目で見えないですから、その流れを実感はなかなか出来ませんが、想像して、分配する空間計画が必要です。
そのために、覚えておいて欲しいのは、この2つですね。
空気は流れやすい方向にしか進まない
室温は放っておくと、外気温に近づく
詳しく書いていきます。
空気はやすい方向にしか流れない
当たり前の何ですが、空気は2つ分岐があったら、広い方にしか流れません。
狭い方は。広い方の広さの2乗ぐらいの逆数程度しか流れません。
どういうことか?というと、開口面積が4の開口と、開口面積2の開口があったら、流れる空気の量は配管の角度などにもよりますが、1/2よりも、1/4に近い値になります。
これが温度むらの原因になります。
同じつもりでも開口が違う、とりついている角度が違うなどの差で空気の流れが変わっていきます。これを忘れないで欲しいのです。
それでも温度ムラは少なくなる
これは、外皮の性能、つまり断熱性能がある程度良いとすると、空気の流れが室内環境を作ります。
これ以外の要因は、太陽光の侵入と、外壁の状況による室内温度の上昇、または下降ということになります。
特に夜は空気の流れだけが室内環境を作っています。
そうすると、温度の高い部分は低い部分と長時間かけて均一になろうとします。
これがほとんど対流によって興るのです。
冷房も暖房もしない状況だと最終的には外気温と近くなっていきます。
夏は暑いので冷気をせっせと送る事になります。
空気の流れを体感
何度か失敗を見ていると、簡単に失敗しやすい要因のリストが頭の中に出来て行きますが、要するに室内に壁が無ければ、温度ムラは起きにくいのです。
それをプライバシーなどの理由から部屋ができあがっていきます。
この内壁が温度ムラの要因です。
ですが、家を建てても部屋は作るな問いはいえませんから、プロは空気の流れを制御する必要がありますね。
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