謹賀新年 2024年(令和6年能登半島沖地震)

新年あけましておめでとうございます。

MX代表のみなとです。

今日も、毎日のブログを書いていきます

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《《《2024年1月1日 エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第426号》》》

謹賀新年

今年は、一人で母親の様子を見に金沢に帰ろうとしていました。

今年還暦なので、まずは厄払いと思って白山比咩神社にいってきました。ここは白山信仰の総本山なんです。

白山信仰というのは、このあたりが越の国と呼ばれた平安時代以降広がった信仰です。

鎌倉時代以降は、武士階級に広がりました。

山が神様だった頃、富士山信仰が浅間神社、白山信仰が白山神社になりました。

大河ドラマ『真田丸』では、真田昌幸の座る部屋の床の間に、白山の掛け軸がかかっていました。

加賀一の宮と呼ばれるだけ有って、かなり大きな神社です。

そして、この文章は1日の夜書いているので、今年の抱負でも書こうと思っていたのですが。

令和6年能登半島沖地震

午後4時過ぎに、軽い地震が来たのですが、その直後に本震がやってきました。

丁度、金沢市のホテルに家族とは離れて一人で滞在していたのですが、人生3度目の震度5強でした。

一度目は、台湾集集地震(1999年9月)といわれる地震の最大の余震。

二度目は、東日本大震災(2011年3月)の本震。東京のビックサイトにいました。

今回は、令和6年能登半島沖地震(2024年1月)でしたえ。

ホテルにチェックインして一人で仕事を始めた所でした。

泊まっていたホテルは、ホリディイン金沢スカイというホテルです。

このホテルは、金沢スカイホテルといわれて、軟弱地盤の多い金沢市にあって、比較的高層ビルという18階建てになっています。

1973年竣工です。今年で築51年目なんですね。

低層階は、名鉄丸越というデパートでした。

その後、名鉄が経営から撤退して、エムザ金沢という百貨店が入っています。

高層階が11階以上がホテルになっています。

そのため、地震後には建物内はこんな感じで、至る所に床に躯体にできた亀裂に伴うチリというか、コンクリート片が落下しています。

この建物は今後調査する事になると思います。その上で、最終的に耐震補強になるのかなと思います。

更に、部屋が14階にあったので、階段で避難して、一旦部屋で休んでといわれて、14階まで階段で登って、その後買い物のために、1階に降りて更に上がってきました。2往復。

1回目に登る時には、同じフロアの他の宿泊客のキャリーバックを持って上がりました。軽めのバッグで良かったです。

更に、2回目に上がる時に、オーストラリア人3人が1階で途方に暮れていたので階段を案内して、3人のうちの唯一の若い男性と一緒に16階にあるロビーまで上がりました。

彼らは大きな荷物を持っていたので、どうしたのだろうと心配です。

最上階の18階は、バーがあるのですが漏水して16階の朝食会場まで水浸しです。

なんだか、被災日記になりました、明日はきちんと今年の抱負を書いてみたいと思います。

金沢は、震度5強ということですが、東日本の時は、ビックサイトで建築建材展の出展のお手伝いをしていました。その時よりも揺れが大きな印象でした。

実際に震度5強になると、本当にできることはありません。とりあえず、立ってはいられますし、歩けますが人間のとっさの判断はできないものですね。

高層階のマンションなどは、これだけ大きな地震だと大変ですね。エレベーターもしばらく使えないですから。14階でも一苦労です。

ちょっと体力が無い方は休み休みになりますが、20階以上だと階段を上がることは年齢が65歳を越えていると物理的にかなり厳しいです。

30代のオーストラリア男性が、一気に16階上れずに、3回ぐらい軽く休憩していましたから。

高層階のマンションのお住まいの方は、日頃から体力を付ける事を考えてください。

1月2日は飛行機が欠航になったので、3日に帰る予定なのですが、帰れるのかちょっと心配ですね。

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Posted by 湊 洋一