新築時に考えるべき空調設備の選定基準
皆さん、こんばんは。
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《《《2024年10月31日 エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第720号》》
メジャーリーグでは、ワールドシリーズが終わりました!
今年は、何事も主役の大谷翔平さんが、最後の最後まで主役でしたね。
先日のケガで体調がイマイチだと、ホームランは期待できないですが、それでも存在感はありますね。
ドジャースは、黒人、中南米、白人、東洋人とバラバラなんですが、ロバーツ監督の手腕で勝率がとても高いですね。これまでもそうですが、今年も凄かったです。
多様化にも対応して、目的を定めて、それを追求する。そして、そのためにはプライベートが少々犠牲になってもいいというのが、非常に見ていて勉強になりますね。それに、見ていて楽しいです。また、打った!また打った!と思えますからね。
新築時の空調計画
あの、前にも書きましたが、自動車を買うと必ず空調計画がなされています。ビルに入居すると、同じように空調計画がなされています。
どうして、新築住宅だけは、空調計画が有ったり無かったりなのでしょうかね。
それでいて、安かったら良いんですが、高いじゃないですか。凄く高い。
コミコミ住宅という言葉が流行りましたが、空調なコミコミじゃないとか、すべての居室にエアコンがあるから良いじゃないかというのは、なんかちょっと違うんじゃないの?と思います。
ですから、新築時には、注文住宅ならせめて空調設備は、計画してほしいです。
空調計画は、建物燃費ナビとか、ホームズ君などのソフトで比較的簡単に算出できます。
要素時には、建物の外皮性能(断熱性能)と窓の仕様と数、それから方位などの土地条件、隣地の条件などを計算して、冷暖房負荷を建物として算出します。
超簡単 簡易冷暖房負荷
建物の冷暖房負荷、専用ソフトがなくても計算は可能ですが、とっても要素が多いので、物理的な知識が無いととてもじゃないけど、計算できません。
基本的には、かけ算と割り算ができれば、計算はできるのですが、要素がむちゃくちゃ多いんですね。
ですから、当社も簡易的な検討に使っていますが、外皮性能だけで、なんちゃって冷暖房負荷を計算できます。
これは、あくまで6地域の場合です。5地域以北の方は、問い合わせてくださいね。
断熱等級7 平米あたり暖房25w、冷房20w
断熱等級6 平米あたり暖房40w、冷房35w
このぐらいの容量があれば、冷暖房が可能です。例えば、100平米の建物だと、こんな風になります。
断熱等級7 必要容量 暖房 2.5kw、冷房 2.0kw
断熱等級6 必要容量 暖房 4.0kw、冷房 3.5kw
エアコンの定格容量をこのサイズで選んで貰えれば、失敗しにくいと思います。もちろん、隣地条件などによって異なると思いますが。
これで、冷暖房計画に必要なのは、空気をどう動かすか?にテーマが移っていきます。
これはこれで奥が深いので、また次の機会に!
全体的に、ちょっと難しいテーマですが、勉強は面白いので、気になったら連絡くださいね。
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