床下の湿度とカビの心配

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《《《2023年8月20日 エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第294号》

普段生活していると、全く目に入らない環境を気になる方もいらっしゃいます。

床断熱の基礎下の湿度を記録されている方は、こんなデータを出されています。

床断熱の我が家

・平均温度20.5℃

・平均相対湿度97.0%

・平均絶対湿度17.32/g㎥。

この方は単なる施主の方で、施主でも気にされる方はいらっしゃいます。

そして、この方の住宅ではないですが、当然ですが床下は若干カビがきます。

カビは木材に付着しますが、カビの養分は、タンパク質とその分解されたアミノ酸、更に炭水化物、脂肪、糖質などです。

つまり、我々人間と消化の仕組みは違うのですが同じ志向ということでしょうか。

カビは問題ない

ですが、カビは実は問題ありません。

というのは、木材の強度を担保するセルロースですが、こいつは破壊されないからです。

カビが養分として食べるのは、アカ、フケ、皮脂などの有機物が中心です。木材には、炭水化物もあまりありませんし、天然の樹脂はありますが、主に樹皮に含まれていて、木材の構造体部分はそれほど量はありません。

ですから、カビてもいても、基本は強度を失っていません。

怖いのは、雨水の浸入などから常時ぬれている状態ですね。

この場合は下手をすると腐朽菌が活発に働きます。

木材腐朽菌の繁殖条件は、適度の水分、温度、酸素、栄養分である。その実際の数値は、湿度85%以上、木材含水率が20%以上、温度は20 – 30℃、高温多湿の環境を好み、酸素を必要とする。

木材腐朽菌の養分は木材に含まれるリグニン、セルロース、ヘミセルロースなどの、木材の構造体を破壊しますので、こちらは注意が必要になります。

ただし、カビが生えている所は、腐朽菌は働きにくく、その逆も起こるので、カビがあるうちは安心でもありますね。

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Posted by 湊 洋一