小屋裏エアコンから水が

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《《《2024年7月5日エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第604号》》

今日の金曜日にお電話をいただきました。

以前導入した小屋裏エアコンを夏になって動かしたら、エアコンから水が落ちている。

というのです。

イメージできますか?

まずは、小屋裏エアコンとは?

小屋裏エアコンというのは、小屋裏空間全体を冷やして、そこから冷気を各居室に分配する方式をいいます。

以前取材させていただいた小屋裏エアコンは、こんな感じに設置されています。(画像クリックで当社のこの映像に飛びます。)

見ていただけるとご理解いただけますが、小屋裏の壁についている状態です。

この建物は平屋ですので、平屋の天井裏を全体で冷やしている感じですね。

このやり方は、UA値がある程度良い前提ですがとても涼しい建物になります。

そして、今回のクレームは、このエアコン本体で、本体の下部が結露して水がしたたったをいうものです。

エアコン本体の結露

今回のクレームは、エアコン本体の結露が原因のようです。

まあ、実機を見ていないのでなんともいえないのですが、お話しからそう想像しました。

このサーモグラフィ自宅のエアコンの熱画像ですが、プラップのところが16度以下になっています。

この状態で暑い空気が触れると結露します。

露点は意外に高くて、35度で70%の空気は、28度以下の物体に触れると結露します。

そのことを考えると、エアコンの下部が冷たく冷やされたのかな?と思います、

ドレインつまりがあったりすると問題ですが、ドレインは詰まっていないということでした。

ということで、エアコン下部への結露は様子を見てほしいとお願いしました。

室内の空気が乾いてきて、露点(結露点)が下がってれば、自然と結露も起きなくなりますから。

エアコンの不具合も簡単なものなら対応できますので、ご連絡ください!

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Posted by 湊 洋一