エコ住宅市場の広がり
おはようございます。
MX代表のみなとです。
今日も、毎日のブログを書いていきます
工務店の皆さんの力になったら良いなと思って書いています。
《《《2023年11月11日 エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第375号》》》
昨日の工務店さんが、エコ住宅をするべき理由をお伝えしましたが、実際のお客様のご意見を考えてみたいと思います。
接客をされている皆さんが一番解っていると思いますが、お客様の意識は8割変わりません。
ですが、知識が付いているお客様がどんどん増えてきました。
Xを見ていると基本的に断熱どうでも良いという方はいらっしゃいません。
断熱等級7で無いといやだという方はかなり少ないと思いますが、コストに見合った断熱というのをも止めているんだろうと思います。
実は、この2割というのがとても大切な数字です。
キャズムの谷を越えた?
キャズム理論という言葉があります。
これは、キャズムという書籍で詳しく解説してありますが、市場にいる人々は,どの市場も同じように分類できるという理論です。
この絵をクリックすると書籍に飛びます。今は、キャズム2という書籍が販売されています。
簡単にいうと、そのジャンルの新商品をどんどん買うのがイノベーター(開発者)という人種で,その方々を見てかうのが、アリーアダプター(初期受容者)です。ここまでで、だいたい市場の15~18%というわけです。
アーリーアダプターが気に入ると,この方々は発信力があるので,どんどん勝手に拡散してくれるというわけです。
つまり、市場の2割の方が支持するという事態になると、アリーマジョリティが動きだしているということになります。全体の7割前後の方々は前半で動く方と、後半になって動く方に別れるということです。この前半の方々はすでに購入に踏み切っているとすると、今後はどんどん動いてきますね。
そして、ラガードという市場の動向に左右されない、保守的な方が残るという算段です。
この市場の主要プレイヤーであるマジョリティが動くと、マーケットシェアは全体の8割を超えるようになります。
エコ住宅に関していえば、現在この方向には、消費者、工務店、更には政府(国土交通省、経済産業省、環境省)が動いているので、エコ住宅について、解らないというのは住宅建築を止めた方が良いレベルなんですね。
やらないと市場から完全に蹴り出されます。やるなら早いほうが良いというのが現状かなと思っています。
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