エアコンが最強の暖房機の理由
おはようございます。
MX代表のみなとです。
今日も、毎日のブログを書いていきます
工務店の皆さんの力になったら良いなと思って書いています。
《《《2023年11月1日 エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第365号》》》
11月になりました。昨日の記事ですが、上げたつもりなのにどこにも記事が無い!
ということで焦りました。
幸いなことにテキストだけは残っていたので助かりました。ああ良かった。
さて、今日は暖房機器でエアコンが一番の理由を書いていきます。
暖房器具の中で効率王
暖房器具というと何を思い浮かべますか?
我が家では、コタツとガスファンヒーターです。
コタツは、電気のコイルで足下を暖めます。
これはこれで使用エネルギーが小さい(今日で600w前後)のですが、部屋全体を暖めません。
では、ガスファンヒーターはどうでしょうか?
これは、天然ガスを燃やして、暖を取ります。
この都市ガスですが、東京ガスなどの大手の場合は1m3あたり45MJ(10,750Kcal)になっています。
都市ガスの燃焼時の熱を使って、部屋を暖めます。吹き出し口の温度は、90度を越えます。
そのため、一瞬で部屋全体を暖めますが、エネルギー効率は良くありません。
投入エネルギー=暖房エネルギーになるので、ほぼ効率は1になります。
これは、LPガスでも同じで、LPガスの場合は全国どこでも99MJ(24,000Kcal)です。つまり、都市ガスの2.2倍程度のカロリー数があります。
ただし、価格は通常3倍近くしていますので、LPガスエリアの場合は、よほどガスを使いたい場合を除いて、オール電化の方が光熱費は下がります。
暖房器具はこのほかにも、灯油ファンヒーターがあります。これも同じ理由で効率は1前後です。
オイルヒーターも、電気ストーブもほぼ同じです。
ただし、電気を使う場合は発電所から家庭に届くまで送電ロスがあります。これが、2.7倍前後になりますので、電気の暖房器具は、効率1倍のものを使うと、ガスや灯油の1/2.7になりますので、かなり分が悪いです。
エアコンの場合は、最大効率で7倍台。定常運転時でも4倍前後はでますので、灯油や天然ガスの暖房器具より効率的に優れています。
効率だけで考えるとこうなります。
エアコン(高効率運転) > LPガス、灯油などのファンヒータ > 電気を使った暖房器具(オイルヒーターや電気ストーブ)
このほかにもありますが、売れているのはこの3つなので、売れているものだけ考えました。
この中では、エアコンが唯一冷房にも使えるのもメリットですね。
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