欠陥住宅って今時あるの?

皆さん、こんばんは。

MX代表のみなとです。

今日も、毎日のブログを書いていきます

なんだかんだでやっぱりよる書く方がライフスタイル会っているなと思っています。

工務店の皆さんの力になったら良いなと思って書いています。

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《《《2024年5月5日エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第545号》》》

今日は端午の節句ですね。

うちには、女児しかいないので、あんまり関係ないですけれども。

明日のメルマガにも書いたのですが、欠陥住宅について書きたいと思います。流石に最近はあまり聞かなくなりましたが、人間のやることですから無くなることはありません。

ですが、欠陥住宅と一口に言ってもいろいろレベルが違います。

欠陥住宅の種類

一般の方は欠陥住宅とひとくくりにしてしましたが、実態はこのぐらいあるでしょう。

明らかな設計不良

材料の選定ミス

施工不良

軽微な施工不良、もしくは設計不良

これ以外にあるとは思いますが、大まかにはこの4つか、その複合技なんでしょうね。

設計不良

設計不良と一口に言ってもいろいろありますよね。

ただし、設計者も自分から不良をしようと作っているわけがないので、知識が足らない、チェック漏れなどの原因があるでしょう。そのための建築確認申請な訳です。行政の責任にされたくないので、行政側はかなり慎重に確認業務を行っています。

起こりやすい設計不良は主に防露関連、雨仕舞い、耐震関連が多い印象です。

基本的には、悪意があって設計不良をする業者は少ない印象です。

耐震関連は設計不良が発覚にするのが地震の起こった後ということで、震災レベルの地震が起こるまで知らなかったということはあり得ますが、4号特例の廃止が来年に迫っているので、今後の耐震上の設計不良は起きないでしょう、

そのほかに雨仕舞い、防露関連は、実際に雨漏りや結露が発生することで発覚します。

材料の選定ミス

これは、耐久性が低い物を使ったり、低層用の材料を高層ビルにつかったりとコストダウンが絡んでいる場合が多いですね。

イギリスの高層マンションの火災では、低層用の材料うち、ポリエチレンのフィルムが火災時の延焼の原因になった言う報告もあります。

あとは、シーリング、コーキング関係の選定に問題があることも散見されます。

施工不良

欠陥住宅で一番多いのは、これかもしれません。

施工者の技能や意識が低くて施工不良を起こしていることが最大の原因です。

不陸などはよく起こる施工上のミスですが、それを是正することなく施工を続けるとひずみが大きくなって取り返しがつかなくなることが多いですね。

施工不良の多い業者は使わないなど、管理体制の問題の場合もあります。

軽微な施工不良、設計不良

軽微なものは、施工不良なのか、設計不良なのか、単なるチェック漏れなのかわからない場合があります。

材料がちょっと割れている、欠けている、ひびが入っているなどの場合は、施主が見つける以前に現場で取り替えていると問題が起きないのですが、施主がみつけると後々やっかいです。

いずれにしても、引き渡し前にきちんと確認することが軽微な問題で、施主の不信感を持たれることのないようにしてもらいですね。

今回は時間の関係で深くは書けなかったのですが、専門家にいろいろ話を聞いてみたいと思います。

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Posted by 湊 洋一