無垢の木と自然素材
皆さん、こんばんは。
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《《《2025年2月10日 エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第822号》》
昨日は珍しく東京都心なのに、見学会の折り込みチラシが入りました。
杉並にある自然素材の工務店の見学会の案内です。
自然素材というのは、未だに売りにされている工務店さんが沢山いらっしゃいますね。
一時期一世を風靡しましたかた。
ですが、それだけで差別化になる時代は終わったのではないか?と思っています。今日はそんな話です。
自然素材は売りになるか?
自然素材の住宅というのは、未だに根強いファンがいます。
無垢のフロアー材、無垢の柱とか、良いものです。
この見学会のチラシはヒバを使っているというのが売りでした。

確かに青森ヒバは良い材料ですし、能登ヒバを見ているので香りも解っています。
ただし、かなり高いので、この高さに見合うだけの効果があればいいのですが、隠れて見えなくなるものにそんなに差別化をして意味があるのでしょうか?
多分チラシの制作者にとっては意味があると思っているのですが、お客様は興味があるのでしょうか?
都心なので、坪300万円以上います。30坪で1億円か、それ以上。坪800万円を超えるエリアですから、材木に糸目をつけないという施主も沢山いるんでしょうね。
何を使っているか?よりどう見られるか?
結局は何を使っているか?よりも重要なのは、地域でどう見られているか?です。
その材料はコストをかけるとどこでも使えます。
であれば、ハードでは無くソフトで、部品や材料ではなくサービスや考え方をしっかり売った方が良いのではないか?と思いますね。
無垢の木がそれだけで売りになる時代は終わりを迎えようとしていると感じています。
何が売りになるか?これからも考えていきます。
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