マーベックス澄家と床下エアコン

おはようございます。

MX代表のみなとです。

今日も、毎日のブログを書いていきます。

工務店の皆さんの力になったら良いなと思って書いています。

《《《2023年2月13日 エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第111号》》》

こんなご質問をいただきました。

初めまして。ブログを拝見してお問い合わせさせていただきました。

一般施主なので貴社から断熱材を購入することができないのですが。床下エアコン導入を検討しておりまして、○○工務店では床下エアコンのアドバイスが頂けないため、施主が自己責任で設置予定です。

床下エアコン導入のアドバイス(少しはインターネットで勉強しております)、図面など、もちろん有償でご依頼できないでしょうか?

高気密高断熱、基礎断熱、マーバックススミカ採用です。お忙しい中恐縮ですが、ご検討のほどよろしくお願いします。

澄家とは?

実は、マーベックスさんには、以前書いていた『失敗ばかりの人生だ』というシリーズで2と3の時期に本多社長にご相談に行ったことがあります。

相談させてもらったのは今の会長様です。ですが、なかなか難しい状況だったので、あまり良い会話にならなかったですね。

そして、その後1台だけ販売させてもらったことがあります。確か、三重県の工務店だったですかね。

ということで、個人的には今の本多社長も存知上げています。現在、非常に業績が良いですよね。

この換気システムは、熱交換ユニットが和紙でできています。確か、当時はフロンティア産業という会社のユニットを使っていたと思うのですが、今はどうか解りません。

床下に熱交換ユニットをおいて、床下からSAを供給します。SAというのは熱交換された給気のことです。

そして、RA(リターンエア)は、2階のガラリから吸い込む事になります。

2階と1階の間にダクトは走りますが、それ以外に配管が無いのが特徴ですね。

床下はチャンバーとして給気用に使います。

床下エアコンは?

ご存知の様に床下エアコンも。床下をチャンバーとして使うので、床下チャンバー方式ともいいます。

暖気を1階のガラリから室内に飛ばす方式になっています。

つまりは、澄家と床下エアコンは、同じように床下をチャンバーとして使うわけですね。

しかも、澄家は、1年中使うのに対して、床下エアコンは冬しか使いません。

これが並立するかな?と考えてみました。

結論

答えは、わからないです。

やってみないとなんとも言えません。問題無いような気もしますが、リスクも存在します。

両者の位置が微妙ですし、風量も微妙になります。

エアコンの吹き出す風はだいたい強運転で1時間に700立米ぐらいとても大きいのに対して、澄家は、サイトに記載が無いので、有効床面積から換算すると250~350立米ぐらいでしょうか?

エアコンの半分ぐらいなのです。

冬以外は問題無いと思うのですが、両者が動く冬には何が起こるかわからないですね。

松尾先生も床下エアコンをするのなら、澄家はちょっととおっしゃっていますから、正直な所は解りません。

確か、澄家ではエアコンシステム構築のお手伝いをいていただいているとのことですから、床下エアコンではなく、そのサービスを使われると良いと思いますし、床下エアコンがご希望なら、換気システムを変えていただくしかないかなというお話をお伝えしました。

お問合せくださった方はどちらを選ばれるのでしょうか。

これまで、メルマガは2300号以上毎日書き続けて、ひと月に数回はためになったと褒められます。できれば、根気よく読んでみてください。無料のメルマガのお申し込みはこちらから!

Posted by 湊 洋一