男の地位
おはようございます。
MX代表のみなとです。
今日も、毎日のブログを書いていきます
工務店の皆さんの力になったら良いなと思って書いています。
《《《2023年7月25日 エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第269号》》
男性の地位が大きく変わったのが、この半世紀だったと思います。
個人的な体験でいえば、夫が妻を少々殴っても、ケガしなければ良いみたいな時代があります。
昭和50年代ぐらいまで、妻は夫の従属物であるという考え方が主流だったと思います。
老いては子に従え
という言葉がありますが、これは仏教・儒教の古い理論「三従(さんじゅう)」です。 「子どもの頃は親に、結婚してからは夫に、老人になったら子どもに」従うよう女性に勧める教えです。
この言葉を初めて聞いたのは昭和40年代後半で、小学生高学年か、中学生だったと思います。
当時は、女性に生まれなくて良かったと思ったものです。
今、こんなことを言えば大炎上します。
男性の地位
ただし、実質的な家庭の支配者は女性で、男性は、外で仕事をして、酒を飲んで帰ってこないのが当たり前でした。つまり、実験は当時も妻が握っていた訳です。
これが、ウーマンリブなどの言葉が流行した1980年初頭から、かなり変わってきました。
2000年以降は、人権、ポリティカルコレクトネス(政治的正解)という言葉が流行して、性差そのものがナンセンスだという方が増えました。
そして、先日書きましたが、失われた30年を経て、景気低迷が続き、女性の就労が当たり前になっています。
つまり、男性と女性は全く同じ権利があるということに、異議を唱える方はもういません。
現状と意識
ところが、50代以上の男性を中心に、未だに、この老いては子に従えという理念そのままに発言をされる方もいます。
ほんの10年前までは、当社に電話してこられて、『女が何出しゃばっているんだ』と、発言された方もいらっしゃいました。
残念ながら、そのような方は退場を余儀なくされますね。
工務店の経営者は、この点はしっかり胸に刻む必要があります。9割の社長は問題ありませんが、50代後半から、60代後半までの社長は気を付けてくださいね。
接客さえしなければ良いのかもしれませんが、フラットな会社を作っていかないと厳しいなと思っています。
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