新しい性能表示 国土交通省
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《《《2023年2月11日 エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第109号》》》
国土交通省が4月から始まる建物の燃費に関する表示制度についてとりまとめておりました。
そもそもの表示制度は、BELSがもうあるだろうと思うのですが、こういう事みたいです。
2050年カーボンニュートラル、2030年温室効果ガス46%削減(2013年度比)の実現に向けて、2022年6月に建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律が改正され、建築物の販売・賃貸時の省エネ性能の表示について制度が強化されました。
つまり今までのBELSとは別に、表示性能をつくって強化するんだという事ですね。
BELSを批判しておくと、住宅はたった20%削減で5スターになります。ビルだと40%削減しないと5スターにならないのに、住宅は5スターだらけて、5スターの安売り状態でした。
ZEHでも、断熱等級6でも、同じ5スターだと、ZEHで充分だろうという気がしてきます。
実際は建築費と光熱費のバランスを見ても、断熱等級6と断熱等級7の間ぐらいが一番トータルコストが安くなります。
その現実を知っているだけに、BELSは問題あるなと思ってみていたのです。
デザインはこれから
その上で、これから予定される性能表示をみてみると、太陽光パネルのありなしで表示が変わるようです。詳しいデザインはこれからみたいです。
国土交通省URLは以下の通りです。
販売・賃貸時の建築物の省エネルギー性能の表示ルールについて (国土交通省)
これを見ると、ちょっと待ってという感じがします。
住宅で太陽光パネルが無い場合は、断熱等級5の性能が4段階中3段階
住宅で太陽光パネルがある場合は、断熱等級5の性能が7段階中5段階
つまり、断熱等級5の上には、6と7があるのですが、そこには星では触れず、表示はしたという表示にするんだなと思いました。
それから問題は、断熱等級1~3が表示されるんですね。
リノベならともかく、実際問題必要なのだろうか?と思うのです。2025年からは断熱等級4が義務化されるんでしょう?だったら新築では断熱等級4からで良いではないか?
断熱等級3以下は、星なしでいいのではないか?と思うのですが如何でしょうか。
なんとも国土交通省らしい制度だなと思いました。
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