温度ムラの無さは狭い家を広くする

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《《《2025年2月27日 エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第838号》》

今日は、髙橋真樹さんのご自宅を訪問してきました。

髙橋真樹さんは、『断熱は日本を救う』の著者です。

この書籍は、2023年に出版された新書で、かなり売れたみたいですね。

さて、その後自宅というのがウエルネストホームのショールームだった住宅です。

断熱等級7(UA値は0.25)とのことでした。

セルロースファイバー+ロックウールの外断熱ということで、かなり珍しい仕様です。

いろんな良いところを伺ってきたのですが、一応YouTubeを撮影したのでそちらを見て欲しいです。

今日のテーマは温度ムラなんです。

高断熱は温度ムラが小さい

そうなんです。高性能住宅にすると温度ムラが、1度から、大きくても2度前後になります。

これは、普段はリビングに集まって、こたつなどで暖を取っているケースが多いわけです。

暖房機の温風吹き出し口の前で着替えをするというのも、冬の風物詩ですよね。

でも、これは低断熱ならでは風景です。

高断熱の住宅では、どこに行っても23度です。そうすると、温風吹き出しの前でなくても着替えられます。

ましてや、スリッパもいらないですし、元気な方は裸足でウロウロしてもいても寒くないのです。

そのため、階段で読書をしていても寒くないですし、廊下で寝転がっても全く寒くないのです。

これは画期的な事で、真冬に薄い掛け布団で過ごせるというわけですね。

お子さんが寒くないかな?風邪引かないかなと?と心配する必要もありません。

住宅の中どこでも同じ温度なので全員リビングに集まる必要がなくなります。

その意味では、住宅は小さくても広く使えるメリットはあるんだろうなと思います。

高性能住宅は、今後も述べるんだろうなと思いました。

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Posted by 湊 洋一