最大のリスクは命がなくなること

こんにちは。

今日も、毎日のブログを書いていきます。

工務店の皆さんの参考になれば幸いです。

《《《2022年10月31日 エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第8号》》》

海外はリスクがある

これまで散々海外に行ってきました。

初めての海外は、遠い親戚のジャカルタ駐在に遊びに行きました。

当時、インドネシアの大手製薬会社の副社長だったと思います。

今からおよそ40年前の出来事です。

そして、個人旅行などを経て、勤めていた全ての会社が海外への出張を経験しています。

アメリカの総滞在日数は、700日を超えていると思います。その次には、台湾で500日以上。

住んでいたのはマレーシアでこれも800日ぐらいでしょうか。それ以外にも、国としては30カ国以上行かせてもらっています。

南米、オセアニア、アフリカの南半球はあまり経験がありませんが、北半球はだいたい主要な所は行きました。

この海外出張、旅行ではあまり怖い甥もいはしていません。幸いなことにお金も盗まれていませんし、不快な思いはほとんどしたことがありません。

しかしながら、これまでもインドネシアのバリ島で、爆弾テロで50名以上の方が亡くなったり、今回の韓国のように、犯罪行為が全くない大量死亡事故はちょっと記憶にありません。

災害としては、台湾で集集大地震といわれる、震度7の時は直後に台湾に入りました。当時は、電子機器の生産設備を販売していたからです。

台北で、3ヶ月地下鉄が止まった、大豪雨の時にも台北にいました。24時間で1,500ミリの雨が降ったものです。

ですが、今回のように若い方があれだけの大人数亡くなってしまうのは記憶にありません。

史上最悪といっても良いかもしれません。

海外のビジネスでも、リスクが

昨日のブログの続きのようですが、海外のビジネスでも、大失敗したことがあります。

台湾で4.5億円の注文をも取りました。

大手電機メーカーの、DVDプレーヤーの生産設備を、台湾企業の中国工場に売却するというプロジェクトです。

ところが、2.5億円が入ってきて、残金の2億円が回収できません。

きちんと契約書を作ったのに、その後ノラリクラリとはぐらかされてしまいます。

回収のために、台湾に20回は行きましたが、払って貰えません。

外国なので、日本企業が訴訟をするにしてもなかなか勝てません。

明らかに契約不履行なのにですが、先方も投資家から金が入ってこないとの説明で無理はできません。

支払いのための条件がどんどん変わっていって、結局回収できませんでした。

その後、私はマレーシアに担当が変わったのですが、最終的に中国企業に残りの機械が2千万円で転売されたということでした。

上場企業のサラリーマン時代の話なので、そんなことでは個人的に大きなペナルティにはなりませんでしたが、今なら会社を無くなってしまいます。

それぐらいのリスクですね。

当時の上司は、責任を取って退職してしまいました。今も外資系のメーカーの社長様をしているようです。過去であった上司の中でも、非常に頭がい方でした。

挽回できる事も多い

その後のことは、また色々書いていきますが、挽回できる事もあるわけです。

この会社には11年いましたが、売上は100億円以上上げています。もちろん。1人で上げた数字ではありませんが、私の名前で上がった数字はそのぐらいあったと思います。

1つの注文書での最大の注文額は、来年の大谷契約額の半分ほどです。(つまり、20億円に少し欠けるレベル)

どんなに大失敗しても帳尻は合います。

それなりに成功のチャンスも訪れる訳です。

谷が深ければ、山もまた高し

ですから、生きてさえいればめっけものですよね。

しかしながら、あれだけ多くの若者が隣国とはいえ亡くなると、ちょっとこたえます。

ましてや、我が家には若い娘も娘も複数いますのでなおさらですね。

どんなに失敗しても、どんなにへこたれても、命だけは捨てないでください。

韓国で、死にたくないのに亡くなった若者が150名もいるのですから。

困ったら、いつでも連絡ください。一緒に知恵を絞ります。

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Posted by 湊 洋一