パッシブ設計の要諦
みなさん、こんばんは。
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《《《2025年3月10日 エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第849号》》
今日は、松尾先生のプラン講座でした。
プランで差別化なんてと思うかも知れませんが、全然違いますね。
驚きです。
大学の建築科ではある程度やることだという話ですが、いろんな方がいらっしゃいます。
基本的にお絵かきみたいに思っている方もいらっしゃるので、原則だけちょっと書いておきますね。
パッシブ設計の原則
パッシブというのは、アクティブの反対で、受け身という意味です。
アクティブは積極的で、動き回るイメージですが、パッシブは受動的でジッとしているイメージです。
パッシブ設計というのは、文字通りジッとしている住宅が、自然エネルギーを上手に取り入れるための設計という訳です。
以前は、通風を重要視していましたが、地球温暖化の影響で、日本から春と秋がほぼ消えているので、通風をと入れる時期が激減しています。
夏にあたる6月~9月の4ヶ月は夜もかなり暑い上に湿度も高いので、窓は開けない方が良いです。
更に、花粉の3月4月。それと冬が本格化する11月から3月も窓は開けない方が良いでしょう。
と窓を開けられるのは、5月と10月になります。それ以外に涼しい朝晩ですが、これだけ開けない窓だと開ける必要もありません。
換気すれば良いですから。
ですので、守るべきは太陽からエネルギーについてだけです。
太陽エネルギー
太陽エネルギーは、基本無料ですし、冬の昼間はかなりの暖かさを生みます。

ということで、11月から3月は太陽を目一杯入れて、6月から9月は遮るというのは正しい、パッシブ設計です。
基本これだけですが、これに外観のファザードなどの要素が沢山あるのでプランニングはなかなか難しいのです。
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