小屋裏エアコンの失敗例
こんばんは。
MX代表のみなとです。
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《《《2024年2月9日 エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第463号》》》
昨日、ある施主の方から相談をいただきました。
内容的には、小屋裏エアコンをやったけれど上手くいかないということで、相談にのって欲しいということでした。
1円にもならない対応なのですが、不便をされているのだろうということで、検討してみました。
許可をいただいていないので、一切どんな方で、何が問題なのかをここでは書きません。機会があったら許可をいただいて色々書いてみたいと思います。
ただし、これまで小屋裏エアコンのトラブルシュートに色々対応してきました。
そのあたりをまとめて書いてみたいと思います。
小屋裏エアコンのよくある失敗例
- エアコンの選定が適当
建物の冷暖房負荷の計算ができないのなら、小屋裏エアコンはトライすべきではありません。
自宅などで試したあとにトライしてくださいね。
14畳用をとりあえず付けて置こうといって成功しません。
車の設計者が、車のサイズもよく決まっていないのに、まあ、3000ccのエンジンを載せておけば良いかといっているとすると、頭おかしいと思うのではないでしょうか?
1000ccのエンジンが良いか、3000ccが必要か、ターボはどうするなどは、車体と使い方が解らないのに決められません。
2.風量の分配をなめている
エアコン本体の風量は、最大で1時間700立米はあります。
これは、それだけの風量が必要だと設計者が決めたからなんですが、小屋裏からの風量の合計が300立米だとすると、バランスが悪いですね。
最低でも時間500立米、できれば時間1000立米の空気を動かす力が無い送風機を入れても成功しません。
3.リターンをなめるな
リターンは、エアコン上部に暖かい風を送らないと、エアコンが充分に働きません。
それも充分な流量を確保しないといけません。充分な流量はどのぐらいか?は、この記事にかかれていますので、それを参考にして欲しいのですが、空気の流れを一方高に動くように設計しないと成功しません。
空気がどこかで逆流すると失敗しやすいですね。
ということで、小屋裏エアコンは見よう見まねでしないでください。トラブルの元になります。
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