こどもエコすまい住宅支援事業の見直し
こんにちは。
MX代表のみなとです。
今日も、毎日のブログを書いていきます。
工務店の皆さんの力になったら良いなと思って書いています。
《《《2022年12月16日 エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第54号》》》
珍しくブログでもお伝えしておきます。
急に申し込みが終了してしまった『こどもみらい住宅支援事業』ですが、これに対応して、様々なツイートがありました。
多くは、終了に戸惑っている感じですね。
特に新築は100万円の補助金があったので、これが急に無くなるのはとても痛いですね。
もっとも、読者の皆さんもご存知の様に、補助金なんてタイミングと仕様が合わないと取れないのですけどね。
いずれにしても、11月に突然予算が無くなって終了してしまったのは、施主としては痛いです。
その後、『こどもエコすまい住宅支援事業』というのが、予算として可決されました。
1月申請開始が始まる予定です。
この補助金を巡って、『こどもみらい住宅支援事業』終了後から、要望が相次いでいて、国民民主党の玉木党首が本件に関して、調査を明言するなど、政治家を巻き込んでの動きがありました。国土交通省にも相当数問合せがあったと思われます。
◆突然の発表
そして、今日になって、下記のような発表が国土交通省から行われています。
~契約日にかかわらず、令和4年11月8日以降の対象工事への着手を対象にします~
これまでは、11月8日の契約が一番の条件でしたが、11月8日以降の着工に変更になりました。
これで、11月下旬に打ち切られた、『こどもみらい住宅支援事業』に対応することが可能です。
ところが、ここでの問題は、外皮性能つまり断熱等級なんです。
元々、『こどもみらい住宅支援事業』がそのまま延長されずに、紛らわしい似たような『こどもエコすまい住宅支援事業』に形が変わったのは、今年4月から品確法に告示された、断熱等級5の存在があります。
これまで、最高等級は、断熱等級4でした。省エネ等級は5が最高でしたが、外皮の基準である断熱等級は4が最高だったのです。
そのため。『こどもみらい住宅支援事業』は、断熱等級4で設計されていたのですが、今年4月の決定を受けて、『こどもエコすまい住宅支援事業』では、断熱等級5(つまり、ZEH基準)が前提で仕組みが作られています。
つまり、例え11月8日以降の着工であっても、断熱等級4では100万円が貰えないということになっています。
国土交通省では相談窓口を設けていますが、建物の性能を上げてくれれば支給するということのようです。
そのため、断熱等級4の住宅は、断熱等級5にする必要があります。
5-7地域であれば、UA値を0.87から0.60にする必要があります。
充填断熱がまだなら、断熱材の性能UP。窓がまだなら窓の性能UPが必要です。
それほど大きな性能UPは必要ないですが、基礎断熱、床断熱の性能向上、屋根の性能向上などで逃げられるのではないかなと思っています。
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